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2005/08/22

日向国の高千穂の峰とは?

以前、福井県の美浜「日向」が日本の始まりなどといって、一時地元では話題になった事がある。
事の発端は島根医科大学の故友田吉之助名誉教授の大胆な学説から始まった。
「天孫降臨」の場所は宮崎県(日向国)の高千穂峰ではなく、若狭美浜の「日向」にそびえる梅丈岳だった!というもの。(梅丈岳は現在「レインボーライン」という観光地になっています。)
日本書紀などに書かれている天孫降臨は出雲国(島根県)を譲り受ける為に天照大神が遣わした天孫(ニニギの尊)が日向国(宮崎県)に降り立った─とするもの。
これに対し友田氏は出雲国を譲り受けるために、遠く離れた日向国に降り立つのは不自然と指摘。氏の著書「天孫降臨の原義─平成9年溪水社刊」には、記紀(古事記、日本書紀)の国譲り神話においては、出雲国の統治権を委譲したのに、なぜ天孫は出雲に降臨せず日向国に降臨したのか。日向降臨神話においては、この地が「韓国に向ひ」とあるのに、大平洋に向い朝鮮半島に向っていない。また、若狭地方に多い「王の舞」は猿田彦神の舞であり天孫(ニニギの尊)を迎える儀式だったと考えられる。と言う内容である。

ま、僕が思うに神話というものはあくまで神話であり、何が正しいとか正しくないとかそんな事決める方が無理というものである。日本書紀なんて後世適当に書き換えられたようだし、古事記なんてそれこそ渾沌としている。誰でも読めて誰も読めない。「天地初發之時」ってどう読みます?「アめツチハジめテオコリシときニ」以外にも多くの読み方があるでしょ?多くの誤読は時には間違った解釈を生むこともある。
話が横道にそれてしまいましたが、なぜこの「天孫降臨」の話題が地元で消えたのか?
当時(平成10年頃)には「天孫降臨」に関する講座や講演が各地で行われていたようである。
で、最近聞いた話題では何でも三方町(現、若狭町。美浜町の隣町)にある縄文博物館の館長である梅原猛氏(哲学者)に配慮してこの件(天孫降臨)の話は寡黙にならざるを得ないとか。
本当かよ? もし本当なら、かなりバカバカしいぞ!
配慮ってなんだ?寡黙になる意味って何だ?微かにビューロクラティックなニオイも感じられる。

そんなバカバカしい話題ではありますが、もし当地を訪れることがありましたら、ぜひレインボーライン(梅丈岳)から景色を眺め貴方なりの思いを馳せるのもいいかもしれません。

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