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2006/03/16

池田小学校の卒業式(学校での危険性)

2001年。1、2年児童8人が殺害された大阪の池田小学校で当時の2年生の卒業式が昨日行われた。
卒業生の手に抱かれた当時2年生のままの写真。級友と共に卒業式を迎えた。
亡くなった7人も一人ずつ名前を呼ばれ、亡くなった級友を思う…7人の同級生いつまでも忘れない…。
式の後で副校長は「思いやり、優しさがわかる大人に成長してほしい」と話した。彼ら、彼女らは人一倍思いやり、優しさの分かる大人に成長する。僕はそう思う。
学校長は「日本一安全で、安心して通える最高の学校になるように努力していく」と述べた。その代償に警備員が配置された物々しい要塞のような学校に開放感はない。
未だPTSD(心的外傷後ストレス障害)の症状を訴える生徒も多いという。

昨日、警察生活安全企画課からのメール。
小学校に奇声を発しながら侵入した男がいる。職員が出ると奇声を発し自転車で逃走。
学校は安全ではない。地域に開かれた教育の場が一部のとんでもない人のおかげでどんどん要塞化していく。登下校時にはPTAや付近の人がVIPなみの警備。いつまでこんな世の中が続くのだろう。

1997年。神戸児童殺傷事件。日本中が震え上がった。
児童の首から上を切断し、犯人の中学生が自ら通う中学校の校門に声明文と共に放置した。
僕がこうしてキーボード打つのも嫌になるような事件があった。
でもこの事件から3年後。この事件もまだ記憶に新しい頃、とんでもない小学校の教師がいた。地元小学校の演劇で生首がコロコロころばる出し物をしたらしい。それを児童と共にとてもおかしくて笑い転げたと学級通信に記載。
この件に関しては教育委員会に事実関係を含め説明を求めたが無視された。(怒)

学校内の事件ではないけれど、僕の住む県で高1女子が覚せい剤で死亡した。
水に溶かした覚せい剤を数回に分けて使用と新聞には書いてある。このようなものが高校生が簡単に手に入れられる世の中。やっぱりどこかおかしい。

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コメント

あぁ、卒業式だったんですね・・・
(わたしにとっては2001年が日本で暮らした最後の年なので、つい先日のような気がします。。。)

フランス、特にパリの学校はまさに要塞で、IDや学生証が無いと中に入れません。市が行うカルチャー・スクール(大人用)が小学校の建物を利用して夜間に行われることが多いのですが(語学教室など)、その際には、「市のスクールの生徒であることを証明する学生証の携帯・提示」が義務づけられ、学校の門が開くのは、授業開始時・終了時に各15分間ずつ。それ以外の時は、鍵が閉ざされます。(先生に、「授業中にここから外に出られるのは、救急車に乗ってだけだ。」って言われましたよ。)
わたしの持っていた「学校」のイメージは、すでにここにはありません。小学生の下校時間には「親、ベビー・シッターなど」のお迎えの行列が門の前にできています。学校から家までわずか100mほどの距離を10歳の子に一人で歩かせるのが不安なため、わたしも友人の子供の送り迎えのバイトをしたことがあります。

わたしの母校、田舎の小学校は、簡単に乗り越えられるフェンスの柵で、校門も開いてることが多くて、「いつでも行ける場所」というイメージが強く残っているんですが・・・今や、それも難しいのでしょうね。

投稿: yaco | 2006/03/17 16:46

yacoさんこんばんは。
日本は安全な国だと思っていたのですが、それは昔の事になってしまいました。
日本は危険な国と報じた諸外国の記事を見た事もあります。

僕の小・中学校時代は1月30日の記事の写真のような雰囲気の木造校舎でした。
当時日本の学校はみなこのような光景だったと思います。
春には校庭の桜を見に誰もが来れるような所でした。
フェンスはありましたがそれはボールが校外にでない為のものでした。
校門にフェンスなどなく24時間オープン状態でした。
でも事件など一度もなかったそんな時代でした。
こんなこと言うと、もう年寄りの昔話のように今の子どもたちは思うのかもしれません。僕らが父たちの戦争中の悲惨な学校生活の話を聞いたみたいに・・・。
もしかしたら一番環境のいい小・中学校時代を過ごせた世代なのかも知れません。
yacoさんは僕よりかなりお若いようですので学校の姿は少し違うかもしれませんね。

yacoさんおおかげでフランスの事情も良く分かるようになりました。ブログの方も拝見させていただいております。

投稿: プル | 2006/03/17 22:41

わたしが日本を離れてわずか数年の間に、日本が急変したような気がします。しかし、フランスは「すでに危険な国だった」けれど、日本はつい最近になって危険な国になってきた・・・というのがわずかな違いかな、と。(日本はこれから、安全対策で各所が武装されていく時期になりますね。)
日本でもいつか、「外出時には身分証名書の携帯」が義務付けられるようになるのでしょうか。

1月30日(31日?)の画像見せていただきました。
わたしが小学2年の時だったか、学校に「プール」が出来て、5年の時に「鉄筋の入った体育館」が出来ました。それまでは体育館は木造の“講堂”でした。そして、図書室と職員室のあった棟は、卒業した後もしばらくは木造のままでした。(1972年生まれです。)
正面の校門は南側にありましたが、北側にも校門があり、そちらは「あるのは門柱と鎖だけ」で、全く警備なんてものとはほど遠い、単なる「気持ちの境界線」でしか無かったです。(すぐ横には、お約束の二ノ宮金次郎像が。)
フランスも、昔はそうだったんだと思いますが・・・。

フランスが日本に比べて極端におかしいと思える点は、「犯罪対象になる子供が低年齢化しすぎている」点にあります。
日本ならば、小学生くらいまでの子が性の虐待の対象となる場合がほとんどだと思いますが、フランスでは乳幼児からすでに対象となり、相手は女児とは限らず、男児もです。(自分の実の子供相手に犯罪を犯した父親もいたようです。)
世の中狂ってきてるのは、今生きてる大人がみんな少しずつアタマがおかしくて、そしてそんな大人に育てられてる子供たちはもっとおかしくなってきてるからという気がしてなりません。
まったく、年寄りのたわごとのように、「今の若い子たちは・・・」ってのがつい口に出てきてしまいます。(自分のことはすっかり棚の上に上げてます。笑)

いつも長々とコメントしてしまってスミマセン。
おかげさまで、プルさんとの直球の対話を楽しませていただいております。

投稿: yaco | 2006/03/19 06:01

申し訳ございません。写真の日付が間違っていました。

ここ数年で日本の治安が(特に子供に対する)悪化したように思います。
小学校の下校時になると児童の安全の為に、道の至る所にそろいの蛍光色のジャンパーを着た人が立ちます。
こんな光景数年前まではありませんでした。当然子どもの姿を見かける事も少なくなりました。僕の小学校時代なんて道草なんて当たり前で、海岸や山へ直行していました。勉強なんて全くしなかった(笑)
僕は限りなく50歳に近い年です。

おっしゃるように

>今生きてる大人がみんな少しずつアタマがおかしくて、そしてそんな大人に育てられてる子供たちはもっとおかしくなってきてるからという気がしてなりません。

同感です。普段、若い家族の様子をなど観察していると、バカが子ども作るんじゃない!そんな風に思う事が多くなりました。ちょっと過激な言葉になりましたが、親の姿を、大人を見て子どもは育つわけです。僕もあまり偉そうな事は言えないのですが…。

フリーターやニートが悪いように最近は言われています。国の負の財産と考える事も出来ます。でも僕はフリーターやニートが全て悪いようには思えないのです。彼らは数年前の不景気(今もまだそうですが)を見ています。自分の周りの大人たち(親)が職場でどんどん切り捨てられ、職業安定所は失業者で溢れていました。家庭で暗い食卓を囲んだ経験があるそんな彼らに「仕事をしなさい。就職をしなさい」などと言ってもダメです。国の姿を、大人たちを彼ら、彼女達は見て育ったわけです。

そちらフランスの雇用対策に反対する姿がこちらでも報道されています。
26歳以下の若者は理由なく解雇出来るなんてちょっと考えれまん。
このような大人の考えをむりやり若者に押付ける事は負の財産というチップを若者に埋め込む事になると思うのですが…。

話が学校の話題からそれてしまいました。ご容赦下さい。

投稿: プル | 2006/03/19 21:57

日本の安全対策が、「蛍光色のジャンバーを着た人(PTAの方たちでしょうか)」によって行われているのは、まだまだ人間味を感じますね。地域の目を光らせて子供たちを守ろう、ということですよね。
フランスは、各人がベビーシッターを雇うのです。このあたり、地域のボランティアとかできないのか?って思います・・・。

フランスの雇用対策に関する話題、拙宅にて書こうかどうしようかと迷っていたんですが、少し書こうと思います。こちらに書くと、学校関連から話題がズレてしまいますので、どうぞそちらをご覧になってください。(あくまでわたしの見た意見です。)

投稿: yaco | 2006/03/20 16:58

この時期花粉症の方もいて、お揃いのジャンパー姿+マスク+サングラス+帽子+軍手という全く人相の分からない方もいて、警備を装った犯罪者も考えられるということです。
この件については学校側も憂慮しているようです。
各学校はハザードマップなども作ってできるだけの努力はしているみたいですが、諸外国からみればホノボノした姿なのかもしれません…。

ベビーシッターですか。ベビーシッターによる虐待のイメージが強く、これはあくまで僕個人が感じている事ですが、あまりにも負のイメージの放送が多すぎます。もちろんそんな事はほとんどないと思うのですが、メディアの影響でしょうね。

フランスの雇用対策の話題拝見しました。やはり日本のメディアで伝わりきっていない部分を感じました。ただし僕は新聞をとっていないし、TVのザッピングとネットのヘッドラインだけしか確認していないので(生活時間の都合上)認識不足の点があるかもしれませんが…。

投稿: プル | 2006/03/20 22:14

>警備を装った犯罪者も考えられるということです。
なんだか・・・(汗) ですね。
そういう人が一人で立ってたら怪しいかもしれませんが、近所の方たちが2~3人集まって世間話でもしながら一箇所を見張る、というのを通学路など数箇所に設けていたら問題無いのではないかと思えますが。しかし、花粉症なのにがんばって警備に出てくださるとは。

ベビーシッターにしろ何にしろ、何か特別なことが起きた場合に報道されるという姿勢がそもそも事を歪めているような気がしてなりません。ベビーシッターが優良な人たちばかりであったとしたら、それは一切ニュースにはならず、「当然のこと」として受け止められるだけなんでしょうね、きっと。それが、虐待が表沙汰になると急に騒ぎ出す。
フランスの雇用対策の話題をUPしたのも、そのあたりがきっかけです。
夫が(わたしがPCの前に座り込んでいる間に)ケーブルTVで英国のSkyNewsというチャンネルを見たらしいのですが、そこで報道されてたこの一件、映像が俯瞰で捉えた暴動化したデモ現場で、パッと画面を見ただけだと、まさに「テロに襲われた街」というイメージしか残らない!って夫が言ってたんです。もしや日本でも同じようなフィルムが流されてるのかも?と思って、書いてみました。(パリ郊外での暴動の時は、親をはじめ、何人かの友人たちからメールなどで心配してる、大丈夫?って言葉をもらいましたが、今回は全く来てないので報道すらほとんどされてないのかな?とも思ってました。)
今日、わたしのブログを読んだネット友達の方からメールでコレに関する感想が届き、その方もプルさん同様に「日本のメディアでは伝わりきってない」というようなことを書かれていらっしゃいました。結局、表面的な目に見えた“問題点”だけを報じるんですよね。(そのほうが絵的に面白いからでしょうか?不謹慎な・・・。)

投稿: yaco | 2006/03/21 16:49

取材する側は内容のエッセンスのみを放送するから見る方も誤解するのでしょうね。
今日もNHKでフランスの雇用問題が放送されていました。yakoさんからの事前知識があったので冷静に見れましたが、内容はヒドいものです。高校生までが加わったとか、例によって暴徒化した映像が流れていて…。
映像も記事も圧縮しすぎです。
おそらく日本も昔サリン事件などの時は諸外国では、日本中が猛毒に汚染されているようなとんでもない映像だった事が想像出来ます。

投稿: プル | 2006/03/21 22:25

報道のやり方に問題アリですよね・・・。
フランスで起きた「パリ郊外の暴動(移民問題)」や「学生デモ(労働法問題)」は本当に、“要約なんてできない”深い深い問題であり、さらにわたしたちのような「他国民」が語るには、フランスという国のここ30年くらいの政治的歴史をざっと見ておく必要もあると思います。なので、「今現在のパリ市内はこんな感じで~す」という風景画像を見せるような感じでの報道としてならばOKですが、いわゆるニュース報道、その国の情勢を伝えるというのには、もっと注意を払って欲しいものです。

移民問題についていろんな方(日本人)のブログで記事を目にしたのですが、「これは日本も近い将来抱える問題」だと言ってる人もいました。まさにそうですね。
今回の雇用制度に関する問題も、日本としては参考になる部分もあるのではないかと思います。(終身雇用制度と若い労働力のあり方について。)
一段落ついたところで、NHKあたりがまとめて特番を作るかもしれませんね。
(わたしがブログで書いたことは、単にわたしと夫の視点にすぎませんから、これまた一方から見た視点ですのでご容赦を・・・。)

投稿: yaco | 2006/03/22 17:08

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