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2006/05/22

ある美術作家の個展。

新しく出来た福祉や文化の複合施設で個展を開催するという案内が来ていた。
会場は受付や総合案内はなく案内掲示と音声端末という、いかにも人件費を抑えたシステムという気がした。明るく、採光や照明、壁面、天井の処理に工夫のあとが見えるが見方によってはコストダウンのようにも感じてしまう。
ギャラリーの部分は天井が高く広々としている。

さて、この個展の美術作家は知人である。だからといって歯の浮くようなお世辞やいい事ばかりは書かない。
麻布などに厚く盛ったペンキや漆喰のような作品だから絵画というより平面造形と言った方がいいかもしれない。掛けてある6点の作品はB全より大きい。
作品テーマは「〜記憶への回帰〜」モノトーンに近く白を多く使ったもの。
案内ハガキに印刷されていた作品と同じものが展示されていたのだけれど、「あれ?だめじゃん!」せっかくいい味出していたのに、新しいペイントで修正(補正)されている。
手を加えるのはもちろん作者の自由だけれど、僕はハガキの写真を見て会場に足を運んだのに…。しかもハガキの写真はトリミング(全体の4割近く)されていて、おまけに向きまでが違う。
作品名は「てんじょうのきおく」となっていた。「きおく」の修正があったわけだ。そんな風に思いながら見ると作者の心がほんの少し見えた気がして(あくまで気がするだけ)微笑ましい。これは作者のもくろみだな。

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