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2013/11/07

放置された松の剪定。

敦賀市の西福寺
ここの庭は国の名勝庭園に指定されています。

そんな名勝指定庭園の寺だけれどちょっと不思議な松があります。

Img_0169

御影堂の前に生えている小さな小さな松の木。(上↑の写真)
根元の状態や、生えている場所からみて、人の手により植えられたものではなく、自然に生えてきたようです。

庭師は勝手に生えてきた松は管轄外と見なしているのか、放置状態。
でも毎年大きくなるので適当に誰かが切っているようです。
同じ位置を毎回切るからこぶになっているし、その気ままな剪定により大事な下枝はちょん切られ腰が高くバランスが悪くなっています。
しかも二股でアリの巣まであります。
中~上部に枝葉が密集し中には虫の巣や枯枝もあります。
どうみたってこのお寺の松のグレードとは言えません。

で、寺の許可を得て剪定を行ないました。

一般に剪定と言えば散髪のようなものですが、この松はかなり手強く結局、散髪どころかちょっとした手術になってしまいました。(下↓の写真)

Img_0176
二股の所から切り一本にする事も出来ますが、あまりに変わってしまい住職が腰を抜かすといけないので「途中双幹」仕立てにしました。
向かって右を主幹とし左を副幹としましたが今後は副幹の樹高を低くする必要があります。
本来はもう少し切り詰めますが、自分の所有物ではないのでこれがギリギリの剪定となりました。
自生だから直根(ちょっこん)があり特定の幹や枝が異様に成長する傾向があります。

とにかく今後どなたかが剪定をするとしても、あるていど心得があれば剪定が楽になるでしょう。
幹が見えるようになり小さな芽や枝を残しました。
これで陽があたり風通しも良くなります。

初めて見られる方はここまでやるのかと思われるかもしれません。
今はみすぼらしい感じがするかもしれませんが、来春、新芽が出て一年後の秋に剪定を行なえば、少しは見れる姿になるでしょう。
庭の木にすると言うのは時間がかかるものですね。

(作業時間:約一時間)


追加記入▶2013/11/18
Img_0182
剪定したまま放置し冬を迎えるのはどうかと思い、一応冬支度してきました。
まだ枝が少ないし、雪吊りの上部結び目が僕の顔の高さなので作業は10分で終了。

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