航空防除。
この時期になると「松食い虫防除」がはじまる。もう十年以上も続けているのに一向に被害は減らないばかりか拡大している。ヘリコプターで薬剤を散布する。その為森林の多くの生物が影響を受ける。虫を餌にしている鳥類も少なからず影響を受けている。ここ数年キツツキなどが激減した。自然というのは治癒能力というものがある。しかし毎年の薬剤散布により山林は汚染され山菜はおろか湧き水までもが汚染されている。この水が海に流れ込み海水を汚染する。
自然治癒能力の限界を超えた人の手による汚染は深刻だ。
山に食べ物が無くなり里に下りてイタズラをする野生動物が急速に増えている。
これは僕が記憶する限り「松食い虫航空防除」が始まってから徐々に増えているようだ。
航空防除は役所の農林水産科が森林組合と契約し行っている。そして今までの防除の効果を含めた一切のデータは公開していないということである。
| 固定リンク
コメント