牛乳について。
明治乳業の製品に「明治牛乳」と「明治おいしい牛乳」がある。「明治牛乳」は「明治おいしい牛乳」よりおいしくないのかなどと突っ込みをいれたくなるのだが、この製品の違いがよく分らなかった。価格は近くのスーパーでは前者が125円。後者が155円である。僕の感覚では価格の安い「明治牛乳」の方が好きである。「明治おいしい牛乳」は独特の自然臭がある。栄養成分等は全く同じである。
そこでメーカーにこの2つの違いを聞いてみた。
「明治おいしい牛乳」は「ナチュラルテイスト製法」により牛乳成分の酸化を極力抑えて風味の変化を少なくしおいしさにこだわった製法とのこと。なるほどパッケージには「ナチュラルテイスト製法」の文字がある。そして写真のようにほんの少しパッケージが大きい。(共に500ml)この大きくなった部分にはなにが封入されているのか?空気か、それとも秘密の気体か。「ナチュラルテイスト製法」について詳細は公開されていないが、この新しい技術によりメーカーはおいしさを追求したつもりかもしれないが、机上の理論だけではいいものは作れない。おいしいはずの理論が実際には「味」がよくなったように感じさせているだけの場合もある筈だ。
余計な製法の為に価格が上がり、余計な生臭さが出てくるのは残念な事だ。
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