アクリル絵の具で描くパース。
建築物パースを描いてみた。正確に言うとパースのようなものである。このようなものを描くのは初めてなので、マーク・サボのイラストファイルを参考にした。
さて、このように実在しないものを描くというのは実に骨の折れるものである。描き進むにつれ矛盾が出てくる。第一は透視図の狂い。適当に図面を起こすとどこかで狂いが出る。だから適当にごまかす。
もう1つは光の当たる方向。一番明るい部分と一番暗い部分を決め設計図に色番号を書き込み作業に入る。
今はPCを使うので手描きは少ないだろうが、このパースはアクリル絵の具による手描き。サイズはB1である。マスキングシートの切り抜きだけでもかなりの数になり、例えば窓1つの切り抜き忘れがあるとかなりやっかいなことになる。
見た目はスッキリしているが作業は複雑で、手順を間違えるととんでもないことになる。もう二度とこのようなものは描かないだろう。
画材はケント紙、Liquitex(アクリル絵の具)、Sakura micron(マーカー)にエアブラシ、面相筆を使用。
| 固定リンク
コメント