問題な日本語って問題
「問題な日本語」という既に35万部以上読まれている本がある。
今使われている日本語に興味があるのはいい事なんだけれど、「問題な日本語」が増殖しているような気さえする。「問題な日本語」ってこれも「問題な日本語」じゃないのか?と思って「まえがき」読んだら「『問題な』も味な使い方だと思うが、問題のある表現である」とある。ま、それはどうでもいい事だけれど、読んでいると、自分も使っていてドキッ!とする言葉もある。
【以下引用】
「『とんでもありません』 よく考えると、『とんでもある』って言わないけど…」
このような項目見つけるとドキッ!とする。使う事がある言葉なので、心臓に悪いです。答えは「問題な日本語」を読んで下さい。(ちょっと意地が悪い)
「『耳ざわりのよい音楽』これは現時点では誤用だと判断される」
なんともハッキリしない表現の回答だが、僕はこれはいいと思うのだが、詳しくは「問題な日本語」を読んでいただきたい。(結構意地が悪い)
「『こちらきつねうどんになります』『〜になります』の言い方だけれど、これはどんな場面でも使える丁寧な接客表現ではありません」
と回答されている。ちょっと解りにくい表現だけれど詳しくは「問題な日本語」を読んで下さい。(かなり意地が悪い)
村上春樹の「村上朝日堂はいかにして鍛えられたか」の中にも似たモノがあった。
ウェイトレス:「おまたせしました。肉じゃがになります」
客:「じゃあ、お前肉じゃがになってみろよ」
思わず笑ってしまった。
次も「問題な日本語」から引用
「『すごいおいしい』 わたしの日本語すごい正しいと思うのですが、ダメですか。」
「すごいおいしい」なんてチキンラーメンのCFじゃないか。
回答は「問題な日本語」を読んで下さい。(すごい意地が悪い?)
「問題な日本語」のセールスをしてしまった。
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