なぜフーガやレクサスが必要なのか?
テレビを見ていたら「日産フーガ[FUGA]」とかいう車のCF。
V8 4.5L 333psだと? こんな車がカーオブザイヤーやグッドデザインに選定されている。最高の安全評価6星が与えられている。
もちろん「環境性能に配慮し・・・」の一文も忘れずに記入されている。
対するトヨタは「レクサス[LEXUS]ブランド」を立ち上げた。
こちらはV8 4.3L 280ps V6 3.5L 315psである。
こういうものを必要とするから作るわけだが、共に反社会的な車である。
安全性や動力性能はおそらく今の水準ではトップクラスであろう。そして排ガスなどもデータ通りなら優秀である。しかし、この馬鹿でかいボデーは自分を守る為のものであり、周りの事などお構いなし。小さな車等ぶつけられると潰れてしまう。ユルユル回る大排気量エンジンは大気を汚染する。この大きさにしては有害物質排出が少ないと言うだけであり、軽自動車に比べると当然多い。
今、自動車メーカはクリーンな排出ガスや燃費向上に向け努力を続けている。
燃料電池やハイブリッド、先日はスバルが東京電力と電気自動車の共同開発に着手した。
こんな話題の一方で分けの分からないクジラのような[FUGA]や[LEXUS]が生まれる。
そしてこんな車が作りたいから、メーカは対外的に燃料電池車やハイブリッドカーも作る。「環境問題にも配慮していますよ」とアピールする。
| 固定リンク
コメント