ジビエ?
フランス料理の「ジビエ」(野生の鳥獣肉)最近は国産の鳥獣肉が多く流通しているらしい。害獣が増えたため多く獲れるらしい。鹿やイノシシなんて物凄く増えている。
これらの食材はフランスなどからも輸入されているらしいが、日数が経つと肉が熟成し味と香りが重くなり日本人の好みに合わないらしい。そこで国産品が注目されている。そんなことを今朝のTV「とくダネ!」で言っていた。
僕は皿に並べられたイノシシの生肉の美しさにゾッとしたもんです。味なんて解りません。進んで食べたいとは思いません。知らずに食べれば豚肉です。
鴨は子供の頃よく食べました。近所のおじさんが猟の帰りに置いていってくれました。これも味なんて覚えていません。以前会社の同僚と鴨料理店に行った事がありますが、好みにあいませんでした。もしかしたら「あひる」だったのかもしれません。
スズメも子供の頃よく食べました。田舎でビンボーだから冬のタンパク源だったんですね。 獲り方なんて簡単です。雪の積もった日は窓を開けておけば入ってきましたから。それを箒でたたき落とし、毛をむしって内蔵を取って醤油をかけて焼くだけです。スズメは肉なんてほとんどないから、骨までボリボリ食べましたよ。
日本は農耕民族だから西洋の狩猟民族とは食文化が当然違うんです。
舌と消化機能が違うと思うんです。だから鳥獣肉に対するアプローチが当然違うわけです。イノシシや鹿、熊が本当に、猛烈に好きな民族なら、山野から野生の鳥獣なんていなくなりますよ。
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