シンボルマーク デザイン考。
各種マークやロゴを作成する上で頭に入れておかなければならないことがある。写真は神宮式年遷宮のシンボルマークである。今年来た年賀状やWEBサイトにあるこのマークを見て細い線の再現に限界を感じた。まるで「解像度チャート」のようである。小さく使用した場合潰れてしまう。同じようにモニターによっては再現が難しいものもある。当ブログではなるべく見やすいように再現したつもりではあるが、UPするまでは解らない。クリックしてよく見て下さい。周りの線は62本あります。「第62回式年遷宮」とかで62本にしたようなのですが、ちょっと子供っぽい。各種サイズでも綺麗に再現出来るものを作成すべきだと思うのですが…。
次のマークはとても良い例です。これは「コニカミノルタ」のものです。以前の「ミノルタ」のマークをそのまま使っているそうです。
マークをそのまま使うのは好ましくない(同社広報)ということで解説図で説明させていただきます。「コニカミノルタ」のマークはこちらで確認して下さい.
なおこの図は左方の薄い色になるほど小さく見えるため視覚補正のため少し大きくしてあります。(クリックして大きくしてみて下さい)3つのマークは同じサイズとしてみて下さい。
一番左はBasic Symbol(For Large Size Use)。真ん中は(For Medium Size Use)。右は(For Small Size Use)。もうおわかりでしょう。右のマークの中央部は間隔を広くしレンズが三枚しかありません。同社のカメラやレンズに印刷されているものはこの三枚の方です。潰れずに綺麗に印刷されています。このように使うサイズ、用途によって使い分けているわけです。この件についても同社広報に聞いたら「よくご存知で」とちょっと驚いていました。
このように用途に応じたサイズが作成出来ない場合どのようなサイズで使用されてもよいようなデザインを心がけるべきですね。
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