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2006/02/16

相手の不幸を喜ぶ。

トリノ冬季五輪、日本はドョ〜ンン〜とした空気が流れている。
一部のジャーナリストの多量メダル獲得予想など、多くの期待と、それに答える選手のまさに体育会系言葉。「おい、本当に大丈夫なのかよ?」と思っていたのだが、蓋を開けてみれば、「やっぱり」の感。
NHKの五輪関係の番組をみていても、もう、無理して微笑んでいるキャスターの哀れが伝わってくる。
さて、そんな中スピードスケート「女子団体のパシュート」準々決勝を見ていて残念に思った。対ノルウエー戦でノルウエー転倒により日本が準決勝進出となったのだが、ノルウエーチームの悔しさと残念さが伝わってきた。勝負の世界ではこういう事もありなんだけれど、あくまで競技。でもこの時の日本の報道は「勝利の女神が微笑んだ」と言うもの。努力により勝利の女神が微笑むのは分かるが、他チームのミス(不幸)に対する狡猾な言葉に思えてしまった。もちろん日本チームはなにもずるい事などしていない。でもこのように思えてしまうのは、報道側の焦りが滲み出て来たということなのかも知れない。

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