韓流と呉善花
先日、知人で僕よりひとまわり以上年上の女性が韓国語を勉強していると言っていた。もちろんこれは韓国ドラマの影響である。
何年か前に、たぶん韓流ブーム以前だったと思うのだけれど、「呉善花(おそんふぁ)」さんの講演を聴いて今まで知らなかった韓国に触れる事が出来た。そして何冊か彼女の著書を読んで、ほんの少し「下地」を得ることができた。だから韓国ドラマの見方が最初から違っている筈なんだろうけれど、自分では気がつかない。もしこの下地がないと韓国というものがすごく奇異なものに感じられたかも知れない。
講演会の時に彼女が言っていた言葉がある。「近くの国なのに文化、風習、など韓国の生活臭を伝えるものが日本にはない」そのような内容の事をおっしゃっていた。だから伝えたいものが彼女にはたくさんあった。
こんな事書くとさぞ多くの韓国の作品を見たのだろうと思われるかも知れないが、僕は、あのての作品は好みではない。嫌いと言う意味ではない。好まないということだ。だから、ほとんどがつまみ食いだからえらそうなインプレッションなんて書けない。ただ、一作だけ「夏の香り」は好きだ。抜群に綺麗な映像と、日本の作品にはない清涼感がある。でもずいぶんわざとらしいところもあるんだけれど、先に書いた「下地」のおかげで「宜なるかな」で終える事が出来てしまう。
余談だけれど「夏の香り」のオリジナルサウンドトラックCDかなりいい。PowerBookのスクリーンセーバーは「夏の香り」である。DLはこちらから。「プレゼント」をクリックすればよい。ただ、Macの場合解除が「shift」キーのみとなる。
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