生活安全意識の欠落。
滋賀県で登園中の園児が刺殺された。
この市立幼稚園は母親ら保護者が毎日交代で園児を車で送迎する「グループ送迎」という方法をとっていた。その車中で預かった2人の園児を刺殺するという痛ましいものだ。
僕はこの「グループ送迎」と言うシステムに疑問を感じた。今回の事件は刺殺と言うものだが、たとえば、交通事故などで乗せていた園児が怪我又は死亡などということも起こりうる。責任の所在はどうなるのか。
通園の安全を全て保護者側に丸投げしている幼稚園の無責任さが問われる。
そして、それに疑問を感じず従う保護者にあきれる。
プロでないのだからへたくそなドライバーもいるだろうし、精神的にも不安定な人もいるかも知れない。そんな他人に我が子を預けて、毎日平気で送り出す保護者に責任の一端はある。
仕事や家事の関係で毎日の送迎が出来ないと言われるかも知れない。そんな人は我が子の命と仕事を天秤にかけると仕事が重いということになる。
夕方のテレビで「グループ送迎は見合わせる」と幼稚園側は言っていた。
事件が起こってから対策を考えるのは、あまりに低レベルの安全意識または欠落があったといえる。
警察の情報サービスに加入しているのだけれど、昨日先に書いた滋賀県の事件と共に付近で起きた「声かけ事案」が送信されてきた。下校中の小学生に声をかけ下半身を露出する男の情報である。最近この手の送信が急に多くなった。
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