建国記念日とトリノ冬季五輪開会式。
昨日は建国記念日だった。どいうわけかあまり触れたくない祝日の感がある。戦前は「紀元節」と言われていたものだ。明治政府の超国家主義的目的の為に制定されたものということで戦後GHQにより廃止された。
僕は右でも左でもないなどと逃げた態度しかとれないけれど、各メディアはこの日、日本の建国についてあまり語ろうとしない。頭の中にはあってもわざと無視を決め込むのが建国記念日の正しい過ごし方のようだ。もちろん建国を記念する日であっても国旗などほとんど見かけない不思議の国である。
奇しくも昨日はトリノ五輪の開会式があった。大会中何度日の丸を見る事が出来るか楽しみではある。
開会式をテレビで見ていて、やっぱりこういうものはテレビで見ていてもつまらないものである。感動とはほど遠い二次元の世界である。
へたくそな演劇を見ているようだったし演出の切れの悪さも目立った。はっきりいってつまらなかった。
バカバカしかったのがF1カーが登場した事。ステージ上でスピンさせただけ。爆音とタイヤの焦げる臭いが強烈だった事だろう。あれに何の意味があるのか解らない。タイヤ痕で五輪でも描いたなら「オースゴイ」拍手喝采なんだが汚い痕残しただけ。バカなのがNHKのアナウンサーが「フェラーリです」と言った事。そんな事言わなくても誰でも分かる。主催側が「FERRARI」のマーク・ロゴの代りに五輪マークを目立たせていたのに一企業名を言うなんて・・・。
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