「いのちの輝き」
白血病で亡くなった少女と青年の作品展を見てきた。少女が闘病中に作成した絵と同じく病床で書き綴った青年の文章。これらの作品の中から感じるメッセージはここで僕が感想を述べてもそれは間違った敷衍として伝わってしまうかも知れない。だからこの展示は全国リレーをしているものなのでぜひ皆さんの目で見て感じていただきたい。
ただ一つ言わせていただくなら、物事に感動や楽しさを感じると言うのはそういう感動や楽しさを感じる余裕があるからだ。青年の苦痛を吐き出した文章があった。ちょっとキツい文章なのでそれをフォローするスタッフの書き込みがあったが、僕はこの青年の発するメッセージをストレートに感じる事が出来た。
27歳、白血病で亡くなった「夏目雅子さん」骨髄移植、ドナー登録を呼びかけるCMでみかける。学生時代彼女の出ているTV番組をよく見ていた。
35歳で亡くなった「アンディ・フグ」格闘技で鍛え上げられた鉄人も血液のガンと言われる白血病で亡くなった。
記憶に新しい昨年11月。歌手の「本田美奈子さん」(38歳)が急性骨髄性白血病で亡くなった。今日の会場では本田さんの歌が流れていた。
患者さんの幸せと健康を祈って、ドナーからのメッセージと、ドナーの方に感謝する患者、元患者さんからのメッセージも展示されていた。
ドナーと患者は相互のプライバシーが保護されており個人が特定出来なくなっている。でも手紙の交換は2回まで行える。
今回の展示は白血病に対する理解と骨髄バンクの充実を訴えるもの。
骨髄移植について詳しくはこちらをご覧下さい。
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