いただきます。
おとうさん、おかあさん、
いっしょにごはんを食べたいです。
なんだか何処かの家庭教師のCMみたいだけれど、JAが配布している「イタダキ」という小冊子の最初のページのタイトルである。
以下『 』内は引用。
『全国の小中学生を対象にした調査では、朝食をとらないことが、不定愁訴に関係があるのではないのか』と述べ、『全国調査だからといって我が県は大丈夫なんて楽観視してもいけません。あなたの家もそうなのです』と言い切っているところが強引ですごい。なぜ他人の家庭が分かるのだ?
「朝食をとらないとあなたの家庭もそうなるかもしれません」という意味にとれないぞ。
『両親が忙しいからといって子供たちが成人病になったり、ダルがったり、キレたりしていていいのでしょうか。』
オイオイ、勝手に両親が忙しい家庭の子供を「キレたりしていて」などと言うなよ。
食農教育については、『食生活の改善、あるいはまともな食生活といえばわかりやすいでしょうか。たとえば毎朝、毎晩、ちょっとでもコミニュケーションをとる。それが通常の日本の食の姿なのです。あなたの家は、まともですか?』
何なんだこの言葉は。コミニュケーションの無い食事はまともではないのかよー。
「コミニュケーションのある食事が日本の食の姿だと思うのですがあなたのご家庭はどうですか?」くらいの文章に出来ないのかよ。それにコミニュケーションのある食事は日本だけではないと思うんだけどな。
そしてこの説明には「農」の部分が書いてない。
JAさん。回りくどい事書かずに「お願い!お米食べてちょうだい!!」と言いなさい。
付け刃のにわかJA教の教祖様のような事言ってもボロが出るんです。
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コメント
コミュニケーションの無い食卓、「個」と化した食卓が多くなっているようですね。こちらでも危険視されています。しかしこちらの場合はもっとひどく、大人の食卓でさえロクなもの食べてなかったりして・・・。(あ、日本もかな?)
パン食になると胃にガスが溜まりゲップが出やすくなったり腹部膨満の不快感が出てくる、っていう風に説得したら、国民もちょっとはお米を見直すでしょうか。米食って、「噛む」から脳を活性化させるともテレビで昔言ってたような。米は、麺やパンのように製粉してはいないので、噛むことが必然となってくるから、それが良いのだそうです。
投稿: yaco | 2006/04/18 22:52
社会事情が影響していると思うのですが、朝食や休日くらい家族で食卓を囲んでもいいと思うのですが…。
投稿: プル | 2006/04/19 00:05
朝食はゆっくり食べてる時間が無くて、休日は・・・外食、なんでしょうかね。
食卓で、家族団らんで食べる夕食が好きだったんですけどねぇ。今の時代、そういうのはもはや少数派なのでしょうか。。。
投稿: yaco | 2006/04/20 05:22