川嶋あい(アルバム/サンキュー!)風蕭々でも黒南風でもない「暴風だ!」
昨日から風が強い。これで24時間以上暴風の中にいる。
飛んでいく、いろんなものが…。町内の気象情報を見たら2m/s(メートル毎秒)となっている。一体何処で計測しているんだ?桁が違うだろ!
大木が多いのでもの凄い音がする。台風でもこんなにひどい音はしない。
昨年自分で張り替えたポリカーボネートの屋根が時折雷のような音を立てる。
こんな時は家の中にいるのが一番である。
で、先日買った川嶋あいのアルバム「サンキュー!」を聞いていて眠ってしまった。安心して聞けるからなのか、それとも何も伝わってこないからなのかは解らないけれど、とにかく眠くなる。眠っていても「ん〜?」と思う歌詞だけははっきり聞き取っていた。
「季節の旅人」という曲が特にここちよい「♪滝の水がたぎり落ちる…」の部分がいいなーと思っていたら「♪黒南風(くろはえ)吹いた梅雨の夕暮れ…」の部分で「諄い」と思った。いつ作った曲かは解らないけれどちょっと作詞に力が入りすぎているようで、象徴的な説明が多すぎる。
「雪塵(ホワイトダスト)」という曲「♪〜風蕭蕭(かぜしょうしょう)感じる部屋に揺れ出す塵埃…」の部分なんか素直な気持ちの流れの中に落ちた小石のようで…。
「smile and smile」には「気楽に行こう」や「心配しないで」「無理はしないで」という言葉を使っているけれど、本当は気持ちの裏返しなのかもしれない。歌詞の一部を利用させていただくなら「致命的なボタンの掛け違え」というものも存在する。掛け直しもリセットも出来ない事は存在する。でもあえてそれが解っていてもこの歌詞のようなことばをかけられると人は安堵するものだね。
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