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2006/05/02

フジ(藤)の盆栽「開花」

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フジの盆栽というよりただの鉢植えと言った方がいいような代物です。
これは11年くらい前に母がホームセンターで買ったもので、数年で見窄らしい姿になり本人は管理を放棄。そこで哀れな「フジの鉢植え」を僕が引き継いだものです。

元の形が悪すぎると言うか僕の好みでない形だったので、あれこれ樹形を変えてみたのですが、これが限界。
ここ5年位はご覧のような花が毎年見れます。他に実生から育てたものがあるのですがこちらは花が咲くまで10年以上かかりました。

「フジ」の管理はちょっと厄介です。夏の間は鉢の下部を3センチくらい水につけた状態で管理します。他の植物はこんなことしたら一発で根腐りしますが、フジはこれをしないと毎年花が咲きません。また落葉中の植え替えも毎年行います。庭に植える場合はフジの根は切らないのですが鉢植えの場合はガンガン切ります。根のボリュームを半分くらいにします。経験から鉢の中に根がいっぱいになると花が咲きません。

最初の数年は全く花が咲かず「フジ」はキライ!と管理放棄しそうになりました。ま、コツが解れば簡単なんですけれどね。ではその確実に(?)花が咲く方法ですが、剪定は長くヒゲのように伸びたら適当に切る。こればかりは本当にフィーリングなので、いつ、どのように切るのかは文章に出来ません。ただ落葉すると花芽がわかるのでそれ以外の余分に長い枝は切ります。
大事なのは夏の管理です。先にも書きましたが水の中につけた管理です。
鉢を「半分くらい水の中につけて管理」などといい加減な事を書いた本もあります。僕はこれで失敗しました。「半分」はやりすぎです。鉢の下部2〜3センチくらいです。朝このくらいの量にすると午後3時くらいに水が無くなるように調整します。そして夜7時くらいにまた水深3センチにするわけです。(水深3センチとは鉢底の水抜き穴からの高さです。)これより多いとよい結果は得られなせん。
以上が僕の管理方法です。いつも言っていることですが(プル管理)正式な方法ではありません。
(写真のフジは左右約75cm。鉢から上の樹高約35cmです。)

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