気に入った車が購入できないワケ(理由)
ぼくがVW POLOを買った翌年にちょっと気になる車が発表された。今から8年位前になる。その車は「smart」小さくて独特のコンセプトから生み出されたコンパクトカー。
映画「ダ・ヴィンチ・コード」でも登場するよね。
現在は車種が増えたので「smart fortwo」という。開発にはメルセデスベンツが係った。エンジンは同社のものが搭載されている。一時期軽自動車規格のものも販売されていた。輸入元はダイムラークライスラーで販売ネットワークにはヤナセなどメルセデス・ベンツ販売店がある。
先日まで、ぼくはこの車の購入を本気で考えていた。
POPな印象は乗る者の気持ちを明るくする。
極端に短いショートホイールベースの為自分でジャッキアップできるか、ホイールのボルトが15ミリなので大丈夫か、オイルドレンが無いため上抜きの件やオイルフィルターの交換など自分でも出来るかなどを検討。
実はこの車、数年前までは三菱で販売されていた。それが突然の撤退。三菱で購入されて面食らった方も多いと思う。
そしてここにきてまたこの車に暗雲が立ちこめて来た。
(詳しく書きたいけれど書けない理由を察していただきたい)ぼくの住む県だけの事かもしれないし、立ち上った不安材料は単なる噂なのかもしれない。でも購入を本気で考えている者にとってはとても気になる。
で、以前取引のあった日本最大手の輸入車販売会社(誰でも分るよね)の我が県内店に問い合わせ「本気で購入を考えているのだけれど率直な意見を聞きたい」とアドバイスを乞う。「smart」の販売戦略に関する事なのでこのブログでその内容を書く事は出来ないけれど。ぼくの出した結論は「購入をあきらめる」である。
今、机の上にはsmartのカタログといくつかの販売店を回った証の営業マンの名刺、自分なりに立てたプランと、整備に関する自己作成ファイルが行き場を失っている。
あとで泣きを見ない為にとったぼくの選択が正しかったのかどうか、結果が出るのは少し先になりそうだ。
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コメント
スマートカーは、ここ数年、パリで大人気です。どこでも簡単に路駐できるっていうのが、狭いパリ市内では特に魅力的なんだと思います。
わたしは車のことはまるっきりわからないので、事情がよく見えないのですが、なんだかイロイロあるのですね・・・。
こちらでは、あのチョロQのようなボディーのものだけではなく、スポーツカータイプのものも時々見かけます。遊び心があって魅力的ではありますね。ウチの夫もちょっとそそられてます。でもやはり収納性に欠けるのが難点ですね。
投稿: yaco | 2006/06/21 05:36
smart fortwoはよくぞあのサイズで造ってくれた、という感じです。でも室内は広いです(座って前を見ている限り)荷物は絶望的だし、スペアタイアもない。
でも時代はスモールカー。でっかい車に乗っているよりかっこいいし、頭が良さそうだしセンスもいい(ように思う)
現在の多くの車両はコンピューターで管理されていて、近くにディーラーがないと整備が出来ないのです。簡単な整備は可能なのですが、深刻なトラブルや故障経歴、サービスインターバルのリセットすら出来ないのです。(車両とディーラーのコンピュターを繋ぐ)それに車両側のコンピューターのアップデートも出来ないなど、むかしの職人芸的な整備士の範囲以外の部分なのです。
そちらでは多く走っているみたいですね。スマートの製造はフランスのロレーヌ地方ハンバッハなので当然なのですが。ただ日本では販売があまり芳しくないようなのです。
投稿: プル | 2006/06/21 22:04