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2006/07/09

ササの葉サラサラ〜

7月7日を過ぎてしまったけれど、ココログ管理画面が開けない状態が続いていて、いつこの記事がUP出来るか分らない。

さて、「七夕さま」という童謡(唱歌)がある。
この歌詞の「笹の葉サラサラ〜」と言う部分がやけにひっかかった。
なぜ「竹」でなく「笹」なのか? その前になぜ七夕に竹を立て飾り付けるのかについてである。この件については
「おかげ横町 七夕のあれこれ」
というのを見つけたのでそちらを見ていただきたい。笹と竹については
「図鑑.ネットブログ」さん
のをみてください。「笹」は「小型の竹」を表す字で日本で作られ中国には無いと書かれている。

さて予備知識はこのくらいで充分。どちらのサイトにもなぜこの歌は「竹」ではなく「笹」なのかは書かれていない。というより僕が調べた範囲では誰も書いていないようである。ま、そんなに重要な事では無いということなのか。

「笹竹」と言う言葉がある。これはどんな植物か解りますか?よく考えれば奇妙な言葉ではあるけれど僕が思うには、竹のような笹。(はっきりとした節のある幹があるもの)通常「笹」といえば下草のような葉っぱだけのものを連想する。と書きながらも、これもこの歌の歌詞にはあまり重要な事ではない。

さて本題。竹の葉の事を便宜上「笹」としたのではないのか?「笹の葉」と「竹の葉」なんて見分け等つかない(つきにくい)。
言葉(歌詞)として「タケの葉サラサラ」ではなんともぎこちない。「ササの葉サラサラ」8文字のうち半分の4文字が『サ』になっている。それでいて情景が想像できる。「サラサラ」という擬音語とも擬態語ともとれる部分に持っていくのに「タケ」ではダメなのである「ササ」だから「サラサラ」と「のきばにゆれる」とスムーズに持っていける。そして「お星さまキラキラ」『キラキラ』という擬態語に続く。
ちょっと解りかけてきたかな?
要するに漫画チックなのである。擬態語を使うのは「バキュン」や「グワッシ」や「バキッ!」という解りやすい幼稚な手法なのである。
ではなぜ2番は「五色のたんざく」で始まるのかなどというややこしい質問はしないでいただきたい。また1番の最後が「金銀砂子」になっている事に付いても聞かないでほしい。ここの部分ずっと「金銀繋ごう」だと思っていたのだから。

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