春に紛れ込んだ龍。
最近書店に行かなくなった。分りきったことだけど、見ていると欲しくなるから。
久しぶりに「BOOK・OFF」で村上春樹の文庫本を買った。「辺境・近境」と「村上春樹、河合隼雄に会いにいく」である。
彼の本は30冊ほど読んだけれどこの二冊はなかなか手が伸びなかったもの。
後者の表紙を開くと以前の持ち主の赤い蔵書印がドンと押されている。
フム!「もうキミの蔵書じゃないんだよ」
書店の書棚の「春樹」の中に必ず紛れ込んでいるのが「龍」店員がまさかこんな間違いをするとは思えないんだけれど、「村上」だけで適当に戻す客がいるのだろうか。
「必ず」というのはないんじゃないの?と言われるかもしれないけれど、僕が気がついた限りしっかり紛れ込んでいる。
変だな文体変えたのかな? やけに色使い(色彩)説明が多いな!読んでいて気持ちが悪くなってきた。春樹の小説はどちらかといえば読んでいると、お腹が空くことがあるのだけれど吐き気がしてきて…本を投げ捨てたよ。
ついに壊れたのか?
「はっ!」もしかして!・・・ブックカバーを開くと「海の向こうで戦争が始まる/村上龍」ドヒューンン〜ッ!
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