期限切れの効用など存在しない。
昨日、「牛乳は賞味期限の近いものから買おう」という広告について書いたが、夕方のNHKニュースで大手菓子メーカー「不二家」が原料に期限切れ牛乳を使っていた、と報じていた。この事については昨夜の「ニュースウオッチ9」でもふれていたらしいけれど僕は知らなかった。
ここで消費期限と賞味期限について調べてみた。
健康用語辞典によると
飲食可能な期限をあらわしたもの。缶詰やレトルトのように品質劣化が緩やかな食品に対しては賞味期限(品質保持期限)が、弁当などのように製造日を含め5日以内で期限になる食品に対しては消費期限を表示している。という事だ。
不二家ウェブサイト(すごく重い)のお詫びとご報告、や新聞などの報道では「消費期限切れ牛乳」と表記されている。系列の「不二家乳業」のものだろうけれど、廃棄されるべきものをリサイクルしていたということになる。とんでもないリサイクルだが、その判断基準がまたひどい。「においをかいで、品質的に問題がないと判断したら使っている」(中日新聞)と報じられている。
僕が最近飲んでいる「明治おいしい牛乳」は賞味期限と言う標示になっている。
明治乳業のウェブサイトでは
ESLはExtended Shelf Lifeの略。製造工程全体を無菌状態に近づけ、パッケージにも雑菌が入りにくい処理をすることで、賞味期限を長くする、品質管理技術のこと。と書いてある。これが企業努力と言うものだ。
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