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2007/02/26

コトバの力。

最近話題になっている「千の風」
さきほどNHK「クローズアップ現代」でも取り上げられていました。秋川雅史氏が歌っているのを聞いてはじめて知った歌です。

直接的というか、お墓参り否定歌などというのは僕くらいだろうけれど、むかしから、亡くなった人は自分の回りにいつもいて、見守ってくれている。とはよく言われる事。でもこの歌のようにあらためてそれを表現し、多くの人に受け入れられているというのはどういう現象が人の心の中におきているのでしょうか。

コトバ(詩)に置き換えた時に、漠然とした形で心の中にあったものが現実味を帯び受け入れられ、そして歌う事でそのコトバの内容が心に響くのでしょうか。
「体はなくなっても私は死んでいません。眠ってもいません。あなたをいつも見守っています」コトバに秘められた力により元気づけられ勇気づけられたなら、それはそれでとても素晴らしい事です。

逆に悪い事、悲観的な事を口に出すと、どんどんよくない方に沈み込んでいきます。あまり信じたくない事ですが日本人の根底にある言霊(コトダマ)の力です。
たとえば「あなたは癌(ガン)かもしれない。などとおっしゃるので検査したら本当にガンが見つかったじゃですか!」などという場合です。コトバを声にするというのはそれ自体コトバに秘められた力の影響だと感じてしまうわけです。
「滅多な事を言うもんじゃない」などと後悔しても遅いのです。

話を「千の風」に戻します。僕はこれを最初に聞いた時ある歌を思いだしました。
「亡くなった方々のぶんも 毎日を大切に生きてゆこう」という臼井真氏の作った「しあわせはこべるように」です。ゾクッとしたあとに涙が出そうになる。そんな歌には秘められた力があります。
「千の風」の日本語詞・作曲をされた新井満氏も番組中(クローズアップ現代)に「亡くなった方の分も自分が生きるということ」とおっしゃっていました。
この二曲、なんだか似ていますね。

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2007/02/24

ものや思ふと・・・。

しのぶれど 色に出にけり わが恋は ものや思ふと 人の問ふまで

寝る前にこの和歌が頭の中にうかんだ。

朱塗りの大きな鳥居を右に見ながら、歩道を早足で歩いている。僕はその速度に合わすのがやっとで、彼女の後ろを数メータ離れてなんとかついている。
彼女は少し機嫌が悪い。いや、かなり悪い。もの凄く怒っている。背の低い彼女の方が僕より足が速いのはもの凄く不条理だけど、とにかくついていく。横断歩道を渡ると前方に石段。その上には巨大なギリシャかローマ建築の神殿のような建物。トスカナ式かイオニア式かコリント式か分らないけれど、とにかく太い石の柱がある。中央部が少し太い。これはエンタシスだ。
映画を見に行くと言って出かけたんだったけど、ここは何をするところなんだろう。
磨かれた石の床と階段状になった石に多くの人が腰をおろしている。
気がつくと彼女の姿はもうない。僕は腰を下ろさずに立ちつくしていた。
「何か物思いをしているのですか」と、どこからか声が聞こえた。
僕の前を早足で歩いていたのは確かに僕の奥さんです。

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2007/02/22

里山と里海の里。

里山という言葉。近くのバイパス工事の時、完成予想図に添えられた言葉「里山の風景に云々・・・」
個人的には「里山」という言い方はキライ。山里の生活に媚びた感じもするし、とにかく語感を含めて気にくわない。最初に言い出したアホウを肥だめに落したいくらいだ。
そんなことを常々思っていたら「里海」などという言葉まである。
NHK「金とく」という東海北陸限定の番組がある。「里海の四季」と題して伊勢湾「答志島」の人々のレポートが明日あるらしい。
「里海」感覚的にはわかるよ、だけど感覚的に変だよ。
同サイトには「伊勢湾は古事記の時代から人々にとって生業の場・・・」などと書かれている。「古事記の時代から」ね。こんな言語センスだからしかたないけれど。

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2007/02/21

筋肉痛とケガ。

昨日からはじめた洗濯場の屋根(ポリカーボネート波板)の張替え。
朝起きると腕以外筋肉痛。でもなんとか午前中に完成した。
540本の傘釘を抜き540本を打ち込んだ。釘抜きとハンマーを握りっぱなしだったので、手は真っ黒、指紋の間にしっかり汚れが入り何度洗っても取れない。手が鉄臭い。
以前大工さんに「自分で張替えようと思うんだけど」と言ったら「釘を抜くのが面倒かもしれないけれど簡単なので」と言われたけれど、面倒なんてもんじゃない、最後の方になったら抜き方のコツが分ってきたけれど・・・

本日の×(ケガ)左中指の爪と肉の間に木屑が刺さる。うーん痛い!少し腫れている。右膝を釘の頭に引っかけ皮がむけ出血、膝全体が痛い。かなり不器用な証拠。
本日の○(マル)一度もハンマーで指を叩かなかった事。屋根から落ちずにすんだ事。

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2007/02/20

DIY

数年前から気になっていたサンルームというと聞こえはいいけど、要するに洗濯場の屋根(ポリカーボネート波板)を張替えた。

ここ数日天気がよいらしいので、春先の風が強くなる前に交換しょうと思い、ホームセンターで9尺のを12枚とステンレスの傘釘を購入。二万円ちょっと。これは安い。長いのでトラックを借りた(マニュアルのディーゼル車を運転するのは久しぶり)

午後から作業をはじめたのですが、古いポリカをはがすのが大変。軒の下なんか30センチしか隙間がないのでほふく前進。一枚当り約45本の傘釘を抜き、45本を打ち込む作業。古い部分なんか「バリッ!」と踏み抜いたり、新しく張替えた部分はよくすべる。(落ちそうになった)

難所は雨樋から下に伸びている塩ビのパイプが屋根を貫通している部分。
前回張替えた工務店さんはどのように作業したのだろう?ウーン?考える事10分。IQ130でもこのパズルは解けないというより不可能と言う結論。雨樋とパイプを取り外してからの作業となった。素人はいかに楽に作業を進めるかばかり考えるから…。
夕方になり寒くなったので本日はタイムアップ。残り5枚は明日の作業。

先日、洗濯機が壊れた(標準モードしか作動しない)と書きましたが、修理しました。パネル部分を基盤まで分解しもう一度組み立てる。そしてオートパワーオフが作動するまで動かすだけ。これで直りました。リセットボタンを押してもダメだったけれど、もしかしたらこれでリセットできるのではと、ダメもとでやったら成功しました。だけど古いからいつ動かなくなるか・・・。

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2007/02/18

良かった事。悪かった事。

NAVI(二玄社)[LOVE CARS,LOVE LIFE]という雑誌がある。
3月号を書店で立ち読みしながら・・・。定価780円は今の僕には高い。しかたなく近くのBOOK・OFFへバックナンバーなどあさりにいった。なんとNAVI(3月号)がありました。しかもシワのない美品。300円也。もちろん買いました。これが今日の○(マル)
 
洗濯機が壊れました。パワーを入れるといきなり標準モード。しかも他のメニューは一切受けつけない状態。基盤が死んだのでしょう。16年間使ったので寿命といえるかもしれません。スピードモードが使えないので水と電気と時間をロスします。もちろん生地も傷みます。このまま使い続けるといらぬ経費がかかります。これが今日の×(バツ)

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2007/02/16

一度も使われずに放置されたスキー場。

福井に放置されたスキー場がある。
なんと平成6年に完成してから一度も使われていないという。
テレビで見たかぎり、草に覆われた廃墟。
総事業費2億5500万円の3分の1が国の補助金だという。
税金を投入した施設が一度も使われないまま12年も放置されていたのに、問題にならなかったのは何故か?
まったくふざけた話だ。
市は国からの指示でスキー場がつくられたいきさつを調べているということだが、国も今ごろ気がつくなんて、何をしていたんだ!
関係者の責任逃れでうやむやになってしまうのだろうか。
バカバカしいビューロクラティックなニオイがプンプンする。

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2007/02/15

体重が増えた! これはマズイ!

最近どうも太ったようなので、半年ぶりに体重を量るとなんと5kgも増えている。
ここ30年くらいは55kg前後だったのに、昨年から肋骨を痛めてあまり動かなかったせいなのか、はたまた深夜のつまみ食いがいけないのか?
腰痛もひどいし、体が重い感じがする。整形外科で腹筋をすすめられたけれど、まだ肋骨が完全に治っていないので無理。
もしかしたら、腹回りだけが太ったのか。何れにしろこれはヒジョーにマズイ。
BMI値で標準体重と肥満度のチェックをしてみた。

男性 175.0cm/60.0kg 平均よりも 7.0cm高く、6.0kg軽いあなたは  BMI  19.6  肥満度  -10.9%  標準体重 67.4kg やせ気味。もう少し食べてもいいですね。
と出た。BMI値が22なんて大きすぎじゃないか。僕の場合はBMI値は18位で設定しないと。
重いと車の燃費が悪くなるし、タイヤが減るし、廊下が軋む、靴底が減る。衣類もきつくなる。よい事など一つもない。

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2007/02/14

人の話を聞きなさい。

某ラップのCMみたいなタイトルだ。
気温が高い。早くも沈丁花が咲き出し、シマヘビが日光浴していたのに、天気が崩れ荒天となった。

テレビでは「八甲田山系で雪崩2人死亡」と伝えていた。
一昨日から気象情報では南よりの強風と雪崩に注意。大荒れになると諄いくらい伝えていたのに、無謀なスキーツアー客ら24人が事故にあった。死者2人。負傷者7人。
「天候判断に誤り」とニュースでは伝えていたが、判断などするまでもないこと。
ガイドまでがついていながら気象情報は無視されて、尊い命を失い多くの人に迷惑をかけることになったのです。
ニュースでも事前に荒天になることを伝えていたのですから、今回の事故はまるで自殺行為ですね。
人の話(気象情報&ニュース)を聞きなさい!

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軽いね! とくダネ!

とくダネ!(フジTV)の今朝の番組、
昨年11月。横浜市でトラックに積まれたパワーショベルのアームを電線に引っかけ、街路灯が倒壊。一歳女児が下敷きになり死亡した事故。
「禁固2年10ヵ月求刑に父親は…」というタイトル
あまりの求刑の軽さに「そんなものなの?」と思う。

キャスターの小倉智昭氏のコトバがひっかかります。以下、氏の発言。

クレーン(アーム)をたたむのを忘れたくらいで人が死ぬとは思わなかったんだろうね。
小倉氏もこんな程度の見識だったのです。軽いコトバですね。相手を皮肉っておっしゃるのなら分るのですが、前後の表情を含め被告の擁護のように感じてしまいました。
氏にしてはコトバ足らずです。「被告はたかがクレーン(アーム)をたたむのを忘れたくらいで人が死ぬとは思わなかったんでしょうね。それほど危険意識が低かったんじゃないでしょうか」と言えば問題はありません。
コトバを端折りすぎると本音が見えてきません。だから小倉氏の真意も分りません。
女児が死亡し父親も大けがを負い今も治療中です。
安全管理という言葉はこのままではこの方の中にはないのでしょう。
みんながそんな感覚だったら、事故はそこら中でおきます。そして、「まさか死ぬとは思わなかった」と小倉節です。

*番組中ではパワーショベルのアームの事を「クレーン」と表記していましたのでそのまま使いました。

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2007/02/13

おお〜っ! このパッケージは…。

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明日リリースの川嶋あい「My Love」の初回盤Aのパッケージ。
CDショップの棚の中で異様に目立つ。「なんだこれっ?」って感じと、人によっては手が出しにくいというか、恥ずかしさも出てしまう。

箱の中から甘い香りを感じるのは僕だけでしょうか?
これは時々あることで、インクや糊の成分なのか、分りません。
以前どなたかも他のアーティストの歌詞カードの香りについてラジオで言っていました。
断わっておきますが僕はニオイフェチではありません。誤解の無いように。

二曲目の「snow dream」はスキージャム勝山のCMソングなのでよく耳にします。
CMの中で
川嶋は「スキージャム勝山を略して『ジャム勝』って言います。ちょっとおいしそうな感じがするのは私だけでしょうか」と言っているけれど、カツにジャム。うーん、シュールな取り合わせだ。

川嶋あいとI WiSHのPVは最近何かと便利なYuTubeで見れます。

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2007/02/12

家族(家庭)環境。

あるジャーナリストの話(講演会)を聞いた。
「30〜40代の主婦は人の話が聞けない」というもの。

保育園などで話す機会があるが、とにかく会場がいつもざわついていて、人の話を聞かない。さすがに携帯で話す事はしないが、下を向いてメールをしていたりもする。
「車でお帰りの方はシートベルトをしてください」とお願いしたのに、駐車場でお見送りしながら観察すると半数がシートベルトをしていない。ニターッと笑いながら通り過ぎる。
と話されていた。
これは話し手に対する反抗だね。主婦の反抗期。僕にはそう思えたよ。
手に負えないね。親の姿を見て子は育つ。これでは子に躾けなどできない。

例により柳沢発言の事にも触れていました。
ま、これについては何回か書いたので、今更の感だけど、おおかたの意見は「間が抜けている」「ど素人発言」「脇が甘い」ということで僕の思いとほぼ一致。
コトバの挙足をとられるというのは脇が甘かったのですね。いや股間が甘かったのですね。うまく立ち回れば全く問題にはならなかったはずです。

柳沢大臣の奥様は大学教授で版画家だそうです。
二人の娘さんがおられ、働く娘の代りに孫を保育園に送っていかれるとか。
(家族情報は今日の話の記憶です。間違いがあったらご容赦下さい)
で、なんだか回りに女性が多いと。思ったのです。
やさしいおじさんのようでもあるのですが、昭和10年生まれ。男社会の流れをくぐり抜けている世代。女性家族の中で抑圧されていたものも多かったはずです。

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2007/02/10

声なき声は聞こえない。

「声なき声に耳を傾ける」
NHK「クローズアップ現代」の国谷キャスターが言ったそのコトバを反復してふと思った。(彼女の番組でこのコトバをいままで何度か耳にした。)
弱者救済コトバのようでもあり、表面的にはきれいな響きだ。
政治家が、聞く気もないのに耳を傾けるポーズだけの戦略用語のようでもある。
「声なき声」ってなんだ?宗教か?新明解国語辞典では(底辺に生きる人たちの意見)と書いてある。
声なき声に耳を傾けたって、何も聞こえないのではないのか。といってしまうのは程度の低い諧謔に思われるかもしれない。
よく似たものに「心の声を聞く」や「心の目でものを見る」などというのもある。綺麗なコトバだね。(うわべだけ)
そんなもの聞こえたり見えたら超能力者である。勝手に想像する事は誰でも出来るけれど・・・。
勝手に想像し、聞こえたり見えたりしたように感じてしまうこと自体がキケン。もう、こうなると妄想であって、ありもしない必要性をでっちあげたりする。
「おそらくこういう事を言っているのだろう」ならまだましな方で「こういう事を言っていた。という事にしておこう」ってなことになる。
「皆様のニーズにおこたえします」あやしいね。ありもしない要望を解決するニーズ指向は必要ない。

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2007/02/09

うそだろ! ツバメ飛来?

夕方の地元NHK[LIVE610]でツバメの飛来を確認したお便りを紹介していた。
「うそだろー!絶対に見間違えだ!!!」と叫んでしまった。
場所は笙の川(福井県敦賀市)付近ということで、お便りの主はお年寄りだった。
キャスターも、「困るんだよな、こんなお便りは。写真でもあればいいんだけど、見間違えじゃないのか」と思ったんじゃないだろうか。でも「ボツにするとかわいそうだし、ま、一応紹介しておこう」ってところか。
野鳥の会に問い合わせた返事も紹介していた。「この時期に見るのは非常にめずらしい」苦しいフォローである。その回答を読むキャスターには「嘘か見間違えだろーなー」という猜疑の表情が感じられた。
ツバメはいつ頃飛来するのか調べてみると、昨年は福井で5月4日。東京では3月9日ということだ。
くわしくはこちら。

ここんとこエンドレスで聞いていたウィーンフィルのCDから「湯川潮音/ツバメの唄」にかえてみた。これは梅雨のツバメ。PVでは、なんじゃこりゃ?とても歌詞の内容から想像できない。切ない乙女心は何処へ?
例によってPVはYouTube(投稿映像無料配信サイト)でどうぞ。軽快なバンジョーがいいね。

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2007/02/08

コトバと情景。

NHK「プロフェッショナル/仕事の流儀」の再放送を深夜に半分眠りながら見ていたら、
「出過ぎた杭は打たれない」というコトバがひっかかりました。

これは以前書いた「波にうたれる」ではなく「出る杭は打たれる」の言い換えですが、バカですね。「出過ぎた杭は折られる」や「出過ぎた杭は倒れやすい」「出過ぎた杭は引っこ抜かれる」などと言いたいところですが、それ以前に「出過ぎた杭は打たれない」というコトバには情景がありません。

打たれないくらい出過ぎた杭って電信柱のようなものでしょうか?
情景を想像する力のないヤツに限って他人のコトバに陶酔しやすいもんです。
一般に「杭」は埋めるのではなく「打ち込む」感覚があります。

広辞苑では(地中に打ち込む長い棒。目印や支柱にする)
新明解では(地中に打ち込んで、目印や支柱にする柱状の木材)

「出過ぎた杭」とは一度打ち込まれたものが何らかの力で押し出されたのでしょうか、(モグラ?地震?)軟弱地盤の杭はぐらついていて弱そうです。それとも最初から少ししか打ち込まれていない杭の事でしょうか。でもそうするとコトバに矛盾があります。打たれないくらい出過ぎている杭を最初どのようにして打ち込んだのでしょう。

以前書いた「その後の『出る釘と出る杭』」は
こちらをどうぞ。

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2007/02/07

社会的で文化的なコトバの選択。

柳沢厚生労働相さん。考えて見ればお気の毒な方です。
おじさんは精一杯考えて話したのでしょうが、発言が裏目に出てしまうんですね。
特に野党にしてみれば、おかず発言みたいなものです。

少子化対策に言及すればどうしても出てくるのが「性差」に関する事柄。
でもそれをなるべく感じさせず、精いっぱい表現したつもりなのでしょうが、結果的には挙足をとられる事になってしまいました。
クールに機械的な発言をした結果が失敗でした。かといってフィジカルに表現しても、挙足をとるヤツというのはいるもんです。反対にメンタル表現は分りにくいし、難しいものです。

「こういった例えが適切かどうか分らないが」と前置きすること自体が間違いで、厚生労働相たるもの、判断できないものを言うべきではないのです。だから、例えとして言った言葉(含。健全発言)は反省すべきですが、内容は内省するほどのことでもないようです。

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2007/02/06

安らかに・・・。

渡辺 和博氏(わたなべ・かずひろ=イラストレーター・ナベゾ画伯)が亡くなられた。
二玄社の「NAVI」に「エンスーの道」を執筆されていた。
レトロな話題から最新のものまで、いつもニタニタしながら読ませていただいた。
昨年の9月号には「人形」といっても、そのーあれだ。(正確に書くとここにへんなTBをされるおそれがある)アニ顔(アニメ顔)とリアル系を例にして、今後の生身の人間の「顔」の方向性を予言されている。
それにしても「ちよりちゃん」か。ここまでリアルだと不気味と思うか、かわいいと思うか、それぞれの視座で方向性が決まる。
画伯の文と写真で知った事は多い。
一つの文化が消えた。寂しい。

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2007/02/05

プラクティカルなものを追い求める人生はつまらない。

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R1あいかわらず売れていないようである。
セールスポイントは、あまり(こちらではほとんど)見かけない事。
たまに見かけると、どんな人が乗っているんだろうと見てしまう。
smart fortwoに乗っている人は、見かけは個性的な人が多いけれど、それに比べたらR1なんか僕を含め普通の人が多い。
僕は一人で乗る事が多いから、シートは運転席だけしか起こしてない。あとのスペースはほぼフラットになるので、使い勝手がいい。こんな車は他にない。
空気だけを運んでいるような、ハリボテデザインの車が好きな方には理解できないと思うし無理に理解などしなくてもいいのです。
でもR1がカッコイイと思い、少しでもほしいなーと思った方は今すぐ買うべきです。
どのグレードを選んでもあなたは確実に幸せになれます。(おそらく)

写真は近くのSUBARUディーラーのR1(ポールが邪魔)
共に新車です。左はR1-R 右はR1-Sでレザー&アルカンターラセレクション。スーパーチャージャーの加速が楽しめます。少しでもほしいと思っている方は神に感謝すべきです。新車なのに劇的な価格…?と言ってもいいかも?

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2007/02/04

節分・・・福、通過。

今日は立春。風は冷たいけれど晴れのいい天気。
福寿草も咲き出した。

昨日は各地の節分行事をニュースは伝えていました。
NHKニュースで報じられた福井の節分行事の一コマ。
ある、お寺に300年以上続く節分行事。
鬼たちが住宅の玄関で暴れ、それをほうきでたたいて追い払う小さな子供。
豆を投げつけ福を招き入れます。
お多福に扮装した人が玄関から家の中に入るという映像が流れました。
なんともおかしな映像で笑ってしまいました。あたり前の事ですが「鬼は外、福は内!」そのまんまの行事です。
それにしても衣装が現代風で、とても300年以上続く節分行事には見えません。最初は商店街かなにかの行事かと思いました。
お多福が福という発想は、まあ、その〜…そんなもんでしょうか。一応理解しましょう。ただそのお多福がタンバリンをシャラシャラならして玄関から家に入るというセンスはなかなか、スバラシイ発想です。普通思いつきもしません。なんせ300年以上続く節分行事にタンバリンですから。

さて僕の方はといいますと、ちゃんと節分行事に参加しました。
「イワシ喰い」地域によりますがイワシのニオイや煙で鬼を追い払うというものです。
密室でイワシを焼きます。もう煙でスゴイのなんの、ケムイどころではありません。とにかく食らいつきます。しっかり全身にニオイがしみつきます。
そして午後、そのままの姿で他所で70名ほどの接客をしたのですが、すごく匂った、いや臭ったと思います。「このおっさんメチャ魚臭い!」
おかげで今年も頭痛と過食で腹痛か。(福通過)

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2007/02/02

反省と後悔。

衆院予算委員会は野党欠席の中、与党単独で採決。補正予算案が衆院を通過した。
野党欠席の原因を作ったのが柳沢厚労相の「女性は子供を産む機械」発言。
本人は辞める気がないのか、辞めたいけれど辞めれないのか分らないけれど、このままでは大臣としての本来の職務に専念できるとは思えない。
NHKニュース7で氏の次のような発言が流れた。

「さらに私の反省は強くしなければならない」
と淡々と述べていた。このことばはどうもしっくりきません。
一向にさわぎが収まるどころか、強い批判と不満がくすぶり続ける中。「反省を強くする」というのはどういうことなんでしょう。こういう言葉を「状況(環境)適応可変型反省」というんです。今回は適応可変の範囲をこえているので効果はありませんが。(笑)
言ってしまった事を後悔しているだけのようにも感じます。

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久々の雪。

昨夜は雷がひどかった。
久しぶりの積雪となり、久しぶりの除雪作業となった。
肋骨を痛めているのだけど、骨を甘やかしてはいけない。こんなものいつかは治る。
先週、椎茸のホダ木(原木)を切りにいった。体の中心線が狂っているような感覚で、胸にスタビライザーを装着したくなる。チェンソーの角度が狂ってくるのは、右腕の支持部が定まらない為だろう。とムチャをやっている。あー咳をするとイテーッ。

雪が降ると一気に湿度が高くなる。この時期の雪は水分をたっぷり含んでいるからなおさら。気温も下がり結露も湿度の一因になっている。PCには過酷な環境だけど。
あーPowerBook G4のパームレストの暖かさが気持ちいい。このヒーター標準装備です。(笑)

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