動く敬語。
今まで何度か変な日本語については書いた。
NHK「クローズアップ現代」で「あなたの敬語は大丈夫?」ということで放送されていたけど、今更の感もある。レストランやコンビニでのマニュアル敬語について言及していたが文化審議会の「敬語の指針」におぶさったもの。
マニュアル敬語。最初にこれを作った人ってよほど言語センスがなかったのか、使う側も聞く側も言語センスがなかったのか。
外資系のレストランが英語のマニュアルを日本語に直した時に、変な日本語が発生したのではないか?とも述べていた。
「まん延するおかしな敬語」と表現していたけれど「まん延」は僕の年代からすると「蔓延」と表記してほしい。
コトバが変だと感じることが大切で、何も思わずに使ったり使われたりする事に問題がある。
最近は変な日本語には慣れてしまった。一部のサービス業では変なマニュアル敬語の一掃化を進めているとかで、何年かすれば、今の変な言葉も懐かしいコトバになる可能性もある。
「敬語についての知識はあるが話すとうまく使えない。頭にあっても普段使っていないとなかなか口から出ない」とも言っていたけれど、同感です。ぼくもえらそうにこんな事書いているけれど敬語、もちろん使えません。
ゲストは作家の井上ひさし氏だったけど、何を言いたかったのか解らなかった。
*「言葉」「コトバ」と表記にゆれがありますがその時の雰囲気で書いているだけで深い意味はありません。
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