地球の核はタマゴの黄身
少し前に、高知県東洋町が高レベル放射性廃棄物の最終処分場選定のための、文献調査に手をあげたことが話題になった。
地下300メートルより深い地点に埋めるということだけど、ものがものだけに不安だ。
原子力発電所のように可動施設ではないので、危険性は低いと言っていた人がいたけれど、所詮は他人事、無責任発言だ。
甲浦のポンカンはどうなる。ま、美浜原子力発電所の近くの三方の梅はそこそこ売れているし、フグやブリ、越前カニも美味い。誰もが食べている時は頭の中から原発は消えている。
ところで地下って領域主権はどこまでなんだ?
300メートルより深い地点に埋める。などとぼかした深度だ。いっそうのことマントル層に埋めたら。マントル対流にのせて「核ゴミ」は何処?グルグル循環する。といってももの凄い遅い動きだが・・・。
放射性廃棄物の中には半減期が長いものもあると聞く。安定元素に到達する頃には人類はいないかもしれない。
地球の核に放り込んだらどうなるのだろう。などとアホな事書いているが、調べたら現実にはマントルまでの掘削すらどこの国も成功していない。
四国の地図を見ていて、村上春樹の「海辺のカフカ」を思いだした。高知の森。深い森の中。不思議な空間に迷い込む。
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