突然、現れた桜?
昨日、地元NHK夕方の番組で福井県小浜市の妙祐寺「シダレザクラ」を取り上げていた。
樹高が20mもあるのに発見されたのは15年前。
だいたいそんな大きな樹が寺の境内にありながら、誰も気がつかなかったなどありえない! 四次元空間から突然現れたのか? うーん、お寺だからそれもありうる。
じつはこの桜、竹やぶを切り開いたら出現したらしい。
竹やぶの中で毎年咲いていたのだろうか?日陰でよく枯れなかったものだと思う。
樹高が20mもあれば樹冠は出ていたかもしれないけれど・・・・・。
シダレザクラは人の手(管理)がなければ絶えてしまうが竹に支えられうまく育ったのかもしれない。
竹やぶから出現したので「かぐや姫桜」と地元で名付けたらしい。いい名前だ。
ただ、「かぐや姫」と「桜」という名詞をくっつけただけだからちょっとオモイ。
夜桜をライトアップした映像をよくみかけるけれど、「なんで夜中なのに明るいのだ!眩しいじゃねーか!」と桜は迷惑しているかもしれない。
ハロゲンライトで下からバーン!と照明すればたしかにキレイではあるけれど、なんだかバカげたキレイさで情緒がないので僕は嫌いだ。
ホンワカとしたボンボリにうっすら照らされ、「おそらく上の方にもたくさん花が咲いているのだろうな」と想像を掻き立てる演出の方が好きだ。
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