サツキの盆栽。
サツキの盆栽というと綺麗に枝葉が整理してあるものが多い。そういうものも見た目にはキレイだけれど、茶畑のお茶の木のようでちっとも面白くない。ちょっと神経質すぎやしないか?といつも思う。
もっと荒削りで自然なカタチのものができないかということで、仕立てたのが写真のサツキ。剪定は必要最小限しかしない。(ズボラ)
十数年前に庭にある大株の一部をのこぎりで切断して仕立てた。上部はもっとあったのだけれど、低くしたかったので、蹴りを入れて折った。
幹肌はゴツゴツで写真では分りにくいけれど大きな亀裂が縦に入っている。
かなり古い樹だと思う。
昨年下り枝が枯れたけれどそれもまた味がある。自然界ではよくあることだ。
海岸の老松を樹形の参考にした。
最初はもっと直立に近いスタイルだったけれど4年位前に現在のような斜幹に仕上げた。
斜幹で双幹
ことしもたくさんの蕾がついた。
鉢を入れた樹高は約60センチ。
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