豚に真珠。猫に小判。
ディーラーの前を通るたびに展示してある新しいインプレッサがBMWみたいだなとかアルファみたいだなと個人的には思っていました。もちろんこれらの車を並べてみたところでどこが似ているのかは説明できないのですが・・・
写真でみるよりはるかに実車のほうがカッコウがいいのです。これほど写真写りの悪い車もめずらしいのですが。
リアのサイドウインドーからリアスポイラーに続くラインが印象的だし、サイドに走る2本のプレスライン(キャラクターライン)リアタイヤハウス上部あたりの括れ、ぐっと絞り込まれたリアがちょっとセクシーです。
で、SUBARU New IMPREZA(インプレッサ)試乗しました。
試乗車は20Sというグレード。アイボリーの内装色で変に凝った小細工がしていない分豪華に見えます。(某メーカーはすぐにチープな木目などをもってきたりする)
走り出した印象は「静か〜・・・」これならクラシック音楽を充分楽しめます。ボデー剛性も高いようだしなにより運転していて車が小さく感じます。僕が普段乗っている車は小さなR1。その僕がIMPREZAを小さく感じるというのだからこれは運転しやすいということになります。充分なパワーとフィーリングのいいブレーキ、小径で触感のいい本皮ステアリング。なめらかなサスペンション。あえて5速にしなかった素性のいい4AT。それらが運転フィーリングの質を上げ、いい意味で車を小さく感じさせているのかもしれません。
新しいインプレッサ。とても運転しやすいので、これは女性にもぜひ乗っていただきたいとおもいます。20代後半から40歳代のファッションセンスのいい方にお勧めします。言葉は悪いのですがジャージーやパジャマの次のようなパッパラパーの格好の方やしょんべん臭いガキにはこの仕立ての良さはわからないから・・・豚に真珠、猫に小判・・・
New IMPREZAちょっと女性的かなと思います。ワイディングロードでちょっと振り回したくなりましたが試乗車では無理な話ですね。
コーナリング中に小刻みにステアリングを切ってみました。フッと重力が切れるような軽さが波形のように指先に伝わります。ま、いまどきこんなステアリング操作などする人はいないでしょうから特に問題ではないのですけれど・・・。
ただ女性に勧めておきながら恐縮ですが、ステアリングが女性には太すぎるかもしません。
「ワタシ、フトイノガスキ」という方にはもちろん問題はないのですが。
思ったままに書きました。今回New IMPREZAのスペックは頭に入れず他のインプレッションも読んでいません。どうしても先に他人の感想を読んでしまうとそれに影響されたり、スペックを知ると数字にひかれてしまうので正確な判断が出来ないためです。(4ATというのは同乗のディーラーの方から聞きました)
さて、今日いただいたスバルの広報誌(カートピア)のNew IMPREZAの特集をこれから読む事にします。
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