加賀美屋の松
左サイドバーの記事とフレーズランキングを見ていると、まるで庭師のブログだな(笑)
「松の剪定」という文字がいつになったら消えるのか?
先週のNHK朝ドラ「どんど晴れ」で老舗旅館「加賀美屋」の松の下枝が枯れていた。庭木の手入れにマメな番頭さんがいるのにこのような事になるのはとても不自然な事です。
枝葉が茂りすぎて下枝に陽が当たらないとこのようになります。手入れをしていない松の典型的な症状です。
腰を痛めた番頭さんに変わり、松の手入れをしているヒロイン「夏美」の姿があった。秋の古葉落し。松は古い葉が自然にはなかなか落ちない。冬の採光と風通しをよくするのが目的だ。長くなった古葉を抜き取ることにより、葉の長さが整い見た目にもきれいになる。
番組で夏美は素手でちまちま抜いていた。あれじゃいつまでたっても作業は終わらないし、松脂で手は悲惨な状態になる。そして松の葉がチクチクして、その痕が悪い病気にでも感染したようになる。ま、ドラマですから・・・
写真は三葉の松の新葉です。最初から3つに分かれて出てきます。この時期の三葉の松の写真はあまりないですね。
アカマツの三葉の松ですが、みどり摘みをするとこのようなしっかりした葉になります。でもまだとても柔らかいです。
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