漢字検定。全員失格。
福井市のある私立高校で、運動の大会に支障があるとして、日本漢字能力検定協会の検定試験(漢検)を
全国一斉の試験日より一日早く受験させたというもの。
「事前に問題集が届いていたので・・・」と学校側の返答は理解に苦しむもの。
先行受験を行えば公平さが保てないという事が頭にないのか。
フライング受験した運動部員75人と翌日同じ問題で受験した生徒262人の合わせて337人は失格となった。
生徒に罪はないとして同協会は再試験の救済措置をとるらしい。
事前になぜ検定協会に相談しなかったのか学校側の対応が問われる。
発覚したのは同協会に生徒から電話があったからということだ。
運動の大会に配慮し漢検に配慮しなかったということになる。
このような甘い判断をしてしまう学校ではあるが今後、常識的な判断ができるよになってほしいものである。
学校側は教職員全員が深く反省していると述べている。
本日の教育指導…「何事もバレなければいいんだよ!とにかく上へ這い上がれ!」
でもバレたんですな。
校内での団体受験で厳正さが保たれないこのような事例が他にはなかったのだろうか・・・。
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コメント
漢検のサイトを見たら、年3回受検機会があるのに、なんで「運動部員は大会と重なってるから、次の機会に」って判断をしなかったんでしょう?
次の機会を設けるのが、面倒だったから?
先月、県内私立高校で統一基準による自己点検評価を行って公開する準備に入ったというニュースを見ましたが、どうせ甘甘なんだろうなあ・・・と思います。
投稿: まちこ | 2007/07/05 04:05
学校などは団体受験(2級まで)ができるのでその点優遇されているのに、甘えですね。
一般の人は指定された会場まで出かけなければなりません。近くに公開会場がないときもあると聞きます。
投稿: プル | 2007/07/05 23:28