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2007/09/15

のーみそ、だいじょーぶ?

以前にも書いた「ライオンの氷殺ジェット(殺虫剤)」の事故について今日の中日新聞に次のように書かれていた。

七月から八月にかけて広島県と大分県でそれぞれ一人、計二人が重傷を負った事が新たに分かった。(中略)風呂場で氷殺ジェットを噴射した後、風呂釜に点火したところ引火して爆発。大分でも同様の爆発事故が起き利用者が下半身をやけどした。
というもの。余談だが最初の下線部は「負っていた事が」後の下線部は「使用者」にした方が分りやすい。

産業省は「商品名が利用者に誤解を与えた」と言っているけれど、「氷」の文字で火がつかないと思うバカがいるのか?
「−40℃の強力冷却」の文字で「火を消すような印象」を持った人がいるのか? ま、事実いるから事故が起き商品回収ということになったのだろうが、普通の(常識的な考えの人)からみれば、特殊な誤解をして事故を起こした人の為に、便利な商品が市場から消えることになったのは非常に迷惑で残念。
回収されたのは9月10日時点で16%ということだから、まだこの種のおろかな事故の発生する可能性はある。

とにかくこの事故は使用者の取り扱いの誤りよるものである。
「包丁で手を切った」といって、危険だから全ての包丁を回収するなんてことはない。「車で事故を起こしたので」といって全ての車が回収される事はない。便利な道具でも使い方を誤れば危険なものになるということだ。

現代に生きるものとして、最低限の知識というよりこのくらいの常識(スプレーは可燃性・火気厳禁)くらい身につけていてほしいものだ。
べつにライオンの肩を持っているわけではないのだけれど・・・
「可燃性・氷殺ジェット」ってすればよかったのか? バカバカしい!

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