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2007/10/29

用を足すという作業。

外出先のトイレで最近よく見かける「いつもトイレを清潔に使っていただきありがとうございます」のプレート。
さて事を始めようと前を見るとこの文章。「使う(出す)前にこういわれてもなー」
「まな板を清潔に使う」というのなら分かるけれど、「トイレを清潔に使う」と言われてもなー。
人体でいらなくなった物(排出物・汚物)を置いてくるところだから、「清潔」とまで言い切られるとちょっと嫌みだな。
「キレイに使っていただきありがとうございます」くらいでいいんじゃないの。
「清潔」に使うなんて無理なことで(男・小便器)用を足す時、尿が便器に当たり微粒子状になり跳ね返っているはずです。
高速のサービスエリアのトイレでのこと。光の加減でこの微粉末状の尿がよく見えました。みなさんのズボンのあたりに漂っているわけです。そしてズボンはこの微粒子をしっかり吸い込んでいます。

もうひとつの表示は「このトイレは従業員も使わさせていただきます。トイレでの挨拶はご遠慮させていただきますのでご了承ください」というもの。
そりゃ〜トイレに入ったとたんに「いらっしゃいませ」などと言われたらビックリするし、外国の方ならチップを出すかもしれない。
でもこの「挨拶」に問題があるわけで、トイレであっても店内なのだから軽い会釈などで対応するくらいは社会的常識じゃないのかと思う。
ブスッと無表情な制服を着た店員と一緒に連れションをしてトイレのドアを出たとたんにニコッ、「いらっしゃいませ」などと言われたらギャグだぜ。
(注)挨拶に会釈も含まれると解釈した場合。

「一歩前へ」というのもある。通常(正常)のアプローチをしている人は大事な部分が雑菌まみれの便器とキスすることになる。
これと組み合わせた不気味なものもある「一歩前へ 吉野の桜も散れば汚し」男子トイレ以外で見かけることはないだろうけれど、「小便」を「桜」に見立てている。散れば汚いが散らなければ小便は桜のように綺麗なのか。特殊な感覚の持ち主だ。

学生時代トイレに行くことを「サントスの御作業」と言っていた。もちろんキリシタン出版物とは何の関係もない隠語である。

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