科白。
先日「村上春樹/アフターダーク」を読んだ後でふと気になった短篇を思いだした。
「村上春樹/夜のくもざる」という超短編小説だ。
著者が同じという以外「アフターダーク」には全く関連性はない。
その中に「ストッキング」というのがある。
あるセリフを「15秒で答えてください。」と問題を出して終わっている。
もう僕はこの答えを一年以上考えている。
ま、もちろん毎日考えているわけじゃない。ふと思いだす程度だ。
そんな答えなどどーでもいいことなのだろうけれど、これが意味のないお話なのか、意味があるのかもいまだに分からない。
そして、なぜ「アフターダーク」を読み終わった後にまた考え出したのかも分からない。
15秒で答えなければならないのに僕はもう一年以上考えている。とっくに時間切れだ。
そこで、この科白は「時間切れ」にしておこう。台詞ではなく科白だ。「くそっ!ハルキのイジワル!!!」「どーせそんなに早くコトバなど浮かばない!フン!」
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