車にキズがつきますよ!
今日の新聞にTOYOTAの一面広告がある。
営業スタッフからの広告だ。
「きちんと洗車をして納車する云々」のコピー。
当たり前のことを書いてあるのだけれど、文章で表現されるとなるほどと思う。
注目度の高いデザインで広告としては成功している。
さすが世界のトヨタである。
ツッコミどころは多いものの一応しっかりと書かれたコピー。
紙面の二分の一が営業マンが車のルーフを拭いている写真。
シャツの袖をまくり、ネクタイもシャツ(ずぼん?)にはさみ納車前の車を拭いている。
絵的にはすごくいい。でもシャツの袖をまくるのは濡れるのがいやだから。ネクタイにしてもそうだ。濡れたり汚れるのがいやだからはさんでいるわけだ。
でも、かといって作業着で洗車していたら営業スタッフのココロが伝わらない。だから広告としてはこのスタイルがベストなんだろう。
ただ一つダメなのがベルトのバックル。プロなら洗車の時はバックルに布を当てたり、ガムテープを巻いたりして車のボディーに接触しても傷がつかないようにするもの。
それが車(商品)に対する愛情というもの。
とはいうものの通常はどこでもこんな感じで洗車をしてはいるけれど・・・
「お客様にとってかけがえのない一台」というフレーズを使うのならたかが広告の写真一枚であっても気をつけるべきだ。
この写真のベルトのバックルが全てのコピーを殺している。
写真の下部1センチトリミングすればいいのに・・・。
バックルにハンカチでも当てていたら逆に好感度がアップしたかもしれない。
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