小品盆栽のディスプレー。
長さ25センチに切った黒竹4本。
竹の小枝。1センチの幅に切った竹。
ホームセンターで買った5ミリ幅の竹材。
針金。
これらを使い工作してみました。それが下の写真。
衝立てのように仕上げミニ盆栽をディスプレーしてみました。
樹種は「杜松(トショウ)」ネズミサシなどとも言われます。もう20年近くになるでしょうか。山取りしたものです。全く大きくなりません。葉に当たるととても痛いので徹底的に葉を少なくしていますが、枯れません。
これはサツキ。右の方が紅葉しています。寒くなってくるとサツキも紅くなることがあります。左に流れたような格好がオモシロイので植え付けてみました。最初から根上になっているのもいいです。山取りしたもので全く手を入れてありません。自然でもこういうカタチのものがあるのです。青い少し大きめの鉢が不細工ですが手持ちのものがなかったもので・・・
この2品は鉢を入れた高さは共に22センチ位。(写真はクリックすれば拡大します)
こういう竹の衝立てや垣根のようなものは、今の季節なら寒風よけのように見立てれるし夏なら日射しよけに見立てて水盤にミニ睡蓮を植えてもいいでしょう。
手を抜いてホームセンターで買った5ミリ幅の竹材が白っぽいのが浮いている。ここはやはり同じ黒竹を使うべきだった。
(製作時間1時間)
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コメント
衝立、ステキですね!
「松の剪定」で訪問した方々が、明日あたりホームセンターに走りそう・・・。
アロマテラピーに使う精油のジュニパーの和名が「杜松」で、本の挿絵でしか見たことありませんが、これでしょうか?
液果もつきますか?
投稿: まちこ | 2007/11/27 00:21
この盆栽は小さいので実はなりません。
自然界の中で大きくなると実がなるそうですが、大きな樹を見たことがありません。
昔は大きなものもあったようです。
杜松の建材ってすごくいいにおいがします。ただ小さな盆栽などはにおいがありません。
液果から抽出されたものがいい香りがするのも想像できます。
ヒノキ科ということなので当然なのかもしれませんが、杜松よりヒノキの香りの方が鮮烈で杜松は霞がたなびくようなというか、文章で表すのは難しい。
以前、古いお社にいくとどこも同じにおいがするので聞くとネズミサシ(杜松)で建てられているとのことでした。
何百年も経っていると思われる柱でも手や布でこすると香りが沸き立ってきます。
投稿: プル | 2007/11/27 22:56
私は、ジュニパーとサイプレス(糸杉)のオイルを2滴ずつお風呂に落として「森林浴」と称してます^^;
投稿: まちこ | 2007/11/28 01:29
まさしく「森林浴」目をつむれば森の中ですね。
投稿: プル | 2007/11/29 22:40