一日の終わりに。
NHKの番組で「世界ふれあい街歩き」というのがある。月曜の深夜にぼ〜っとしながら見るにはいい番組だ。
一日の終わり、静まり返った時間に見ていると周りの余計なものが入り込んでこないので、実際に自分が歩いている視線で景色を見て、空気を感じて、陽の明るさを感じて・・・そんな心地よさがある。
毎回違うナレーターが、思い感じたことをひとり言のようにつぶやきながら歩く。時には街角で会った人と会話をするけれど、よくある旅番組のように深入りはしない。
不思議なのは現地ではスタッフがその国の言葉で会話をし、編集の時に「語り」の言葉に置き換えているのだけれど、周りの音が遮断されていない。
相手は現地語、ナレーターは日本語。不自然ではあるけれどスムーズに会話として成り立っている。それがこの番組のアジとなっている。
番組のテーマ曲もいい。一日の終わりに聞くと「あ〜きょうもおわったんだな〜」と思ってしまう。「世界ふれあい街歩き」のページで聞くことができます。
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