距離の短縮。
「ちりとてちん」(NHK連続テレビ小説)
五木ひろし出演。わざとらしい登場でした。
とにかくどこかに挟み込もうとしたように思えて、台詞なんかその場で適当に作ったようなものに感じてしまいました。
大スターの五木ひろしが小雨降る海岸にフラッとやってくる。
(じつに不自然なシチュエーション)白いロールス、白いスーツ。サングラス。傘をさしている。
喜代美:い、五木ひろし?このシーンだけの登場でした。で、場所が問題です。ドラマでは和田家の近くの小浜の海岸という設定ですが、ロケ地は美浜町の松原海岸ということです。なぜ近くの小浜の海岸を使わなかったのでしょう。五木ひろしは美浜町の出身なので美浜を使ったのかもしれません。でも景色が小浜ではないのです。地図上の直線距離で21キロほど離れています。
五木:はい。いかにも五木ひろしです。
(サングラスをとり答える)
喜代美:あ、あの、あの、は、母が大ファンです。
五木:そりゃどうもありがとう。
喜代美:ちょっとだけお待ちいただいてもいいですか。
五木:え?
と言って喜代美は母を呼びに海岸を走って行く。
場所が分かる人には、喜代美は地図上の直線距離でも往復42キロ(実際にはもっと多い)を走ったことになります。
番組の最後のシーン。和田友春と喜代美が話している海岸は敦賀の「気比の松原」です。
この場面は友春のロードスターで出かけたというシーンですから小浜から遠くても問題はないわけです。小浜から「気比の浜(松原)」までは地図上の直線距離で32キロ位です。
福井県の嶺南地域の海岸のいいとこどりでした。
番組自体は最近ほんの少し面白くはなってきた。
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コメント
プルさん、「ちりとてちん」バスツアー(福井編)のプランニングができそう(^_^)
投稿: まちこ | 2007/11/01 23:33
ケーブルテレビで五木ひろしの登場シーンは美浜ロケと言っていたもので、どんなシーンか興味があったわけです。
投稿: プル | 2007/11/01 23:42