喪中はがきとは?
以前、喪中欠礼状について書いたけれどちょっと間違いがあったので新たに書きます。
「喪中」というのは文字通り「喪に服す期間」のこと。では喪に服す期間とはどのくらいかということだ。
喪中(忌服)の期間で長いのは両親の50日。仏教では49日で忌み明けとなる。
11月10日以降に不幸があった場合は喪中欠礼は必要になるがそれ以前ならば不要ということだ。
「2月に○○が逝去しましたので」などというのは当然不要となる。でも「近親者で一年以内に不幸があった場合は年賀状の欠礼を出さねばならない」という言葉によって出してしまった経験がある。
よくよく考えて見れば「喪中につき新年の挨拶は云々」などと喪に服す期間を過ぎて使うのは間違っている。親族に不幸があったのを知らせるのならば文面を考えるべきだ。
もちろん年内ずっと喪に服すのは自由だ。ただ、喪に服すのならその意味を考えて見る必要がある。
公的行事や宴会やレクレーション、行楽には参加して年末に「喪中につき云々」というのはご都合主義そのものだ。
今回、ある宮司さんの話を聞いてなるほどと思った次第である。
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