冬のネコ。
雪で白くなった。
温風ストーブをつけても居間は12℃以上にならない。設定は17℃なんだけれど。
ネコどもは温風の出口に鎮座し、毛がアッチッチの状態なのに平気。「お前らどんな神経しとんじゃー」と言っているうちにお腹の辺りの毛が焦げてチリチリッと縮んで、うっ焦げ臭い!
ネコってのは、けっこう熱さには鈍くてストーブの中にシッポがシュッと入ってジュッと焦げる。
昔は風呂の焚き口から入って灰だらけになったり、冬のネコってどこかが焦げていたものだ。髭が燃えて半分なかったりお腹の白い毛はどこかが黄色く焦げていた。
ま、そんな寒がりのくせに短い足で雪の中をズボズボ歩いていた。雪で白くなった田んぼでスズメを見つけるとじっと捕獲のチャンスを待つという辛抱強さも持っていた。
当然、お腹の辺りをドボドボに濡らし家の中に入ってきて、ブルブルッと体を振るものだからたまったものじゃない。
寝ころんでテレビを見ていたらお腹に上がってきたネコ(チョコ)に動くなと怒られた。
12℃の部屋のフローリングの床にそう長く寝ころんでられない。
ネコからすれば人間暖房なのかも。ま、ネコがお腹にいれば重いけれどお腹は暖かい。でも背中は痛いし冷たい。
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コメント
うちも夜寝るときは、お互いに「カイロ」です。
「人間カイロ」がいないときや、何かしてるときは、仕方ないので機械頼り。
灰だらけのネコって、宮沢賢治の「猫の事務所」に出てくる「釜猫」と一緒ですね。
好きな童話です。
投稿: まちこ | 2008/01/18 00:31
フロを焚き付けたらネコが飛び出してきた、というのはどこかで聞いたことがありますが、昔のネコってどこか灰色に汚れていたような印象があります。
昨夜2時に外出したチョコが朝戻らず、お昼過ぎてから帰宅。
朝方凍りついていたのにどこに行っていたのかネコの謎です。
投稿: プル | 2008/01/18 22:14
物陰にいても凍えますよね。
チョコちゃん、どこかに仲良しのネコがいて、心配だから「猫カイロ」になりに行ったとか?
投稿: まちこ | 2008/01/18 23:27
家に中ではトムにくっついていたりもしますが、外では山猫化しているから誰も相手にしてくれないかも・・・奇特なネコがいるのか?
外にもいくつかのネコ小屋(段ボール箱に新聞を敷いただけのもの)はあるのですが、この寒さ、いくら毛皮標準装備でも寒いと思うのですが。
投稿: プル | 2008/01/19 23:53