融雪剤(塩害)
年々多くなるように思える道路に撒かれる融雪剤。
以前も書いたけれど塩化カルシウムや塩化ナトリウムが成分のものが多いらしい。
コンクリートやグレーチングなどには散布しないように書かれている。金属は腐食し、コンクリートにもダメージがあるという意味だろうか。
雪が降りそうだと、夜間に多量に散布し、散布すれば道路にダメージを与え、その結果どこかの誰かが得をするんじゃないのかという穿った見方をついしてしまう。
とにかく、最近は「除雪するのが面倒だから大量に散布してしまえ」の感があります。
融雪剤による塩害により、車両の下回りが腐食し事故が起きる可能性だって考えられます。
農作物にもいいはずはありません。
融雪剤がダメというのではなく、本当に必要な箇所に必要な量を撒いているのかということです。
税金によって撒かれた大量の融雪剤により、そのうちどこかの橋が落ちるかもしれません。
ちょっとした風や振動で街路灯がポッキリ折れて人を直撃するかもしれません。
グレーチングが壊れてドブの中で寒中水泳するはめになるかもしれません。
先日スバルディーラーで聞いた話では車のフロントグリルからエンジンルームに入った融雪剤によるダメージの可能性があると聞きました。特にラジエターの上部に付着しやすいので注意が必要だそうです。
腐食すれば水漏れですからね。また樹脂の部分も融雪剤により亀裂が入りやすくなるらしいのです。
車の下回りから融雪剤の塊がゴロッと出てきたとも聞きました。ゾッとします。
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