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2008/04/28

どこでも帽子。

最近テレビなどでよく目にするようになった、食事中の帽子。

僕らが小さい頃は帽子をかぶりながらの食事なんて行儀の悪い見本みたいなものだったので、若い方が帽子をかぶりながら食事、いや最近は僕と同年代の方までが帽子をかぶりながらなんて事もある。とおーっても申し訳ないけれど、「かなりマヌケだぜ!」って思ってしまう。

帽子をかぶりながらの食事をファッションの一つと捉えるのならば、古い(以前の)マナーや習慣よりファッションが勝ったわけだ。

食事中だけに限らず「どこでも帽子」という変なファッションが蔓延している。

ただ、偶然と言うか西洋かぶれしていないとも言える。
平安中期以後、元服した男子は烏帽子(えぼし)を付けた。烏帽子を付けいていないのはとても恥ずかしい事でありマナー違反であった。寝ても覚めても烏帽子は付けたままだったと聞く。
ま、そういう貴族のようなマネをしているわけではないのだろうけれど、とにかく現在の姿を見ているとちょっと変だ。

外国から入ってきた帽子。やはりそのマナーはヨーロッパの習慣を手本にした方がスマートなようです。
いつでもどこでも帽子をかぶりたいのなら「烏帽子」でも付けなさい。

帽子とマナーに関するサイトをみつけました。詳しくはそちらを見てください。「帽子はかぶるものですが、脱ぐ時にその人の品格が問われることになる」という部分が「なるほど」と思わせます。

帽子の場合は「かぶる」 烏帽子の時は「付ける」と表記しました。

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2008/04/24

最近のSUBARU R1(S)

Img_1047最近R1に乗っていて感じるのは「普通だなー」と思う事。「普通」って変な表現だけれど、短い全長と短いホイールベース(2195mm)だからみるからに「ピョコタン感」があるようだけれどそれがあまり感じられなくなった。慣れてしまったのか。おもしろくないと言ってしまえばそれまでだけれど、一万キロ走行してやっとサスにあたりが出てきたのかもしれない。
スバルの軽自動車は四輪独立懸架だけれどその恩恵を一番受けている(感覚として感じる)のはR1なのかもしれない。
リヤサスペンションがトーションビーム式だったらひどく癖のあるものになったかもしれない。(R1はデュアルリンク・ストラット式独立懸架)
あ、そ−いえばスバルは軽自動車の生産から撤退するとか言っていたね。ダイハツから軽自動車をOEM供給を受けるとか・・・
軽自動車から四輪独立懸架が消えてしまうのか。
コダワリの感じられる軽自動車を作るメーカーだったのに残念だ。

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2008/04/22

いろいろと・・・。

ちょっと間が空いてしまった。
ここ数日、家の外壁(サイディング)の塗装をやっていた。
西側の壁の傷みが激しい。これは陽射しによるものだろう。
業者に頼むと数十万円かかるところを自分でやれば塗料代1万円ですんだ。
被害はジャンパー一枚。

福井県交通安全協会が発行している「セーフティーロードマップ」というのがある。
使われているイラストのドライバーがなぜシートベルトをしていないのか?気になるところではある。
国際地学協会の作成した地図の間違い探しなどというバカバカしいほど暇なことをやっていて、ついに三重県で一カ所発見!

白熱電球を省エネ電球(電球型蛍光灯)にしましょう。というバカげた事を言い出す人が増えた。
何も考えずに「そうか寿命が長くて明るいのか」としか理解できない人はそれでかまわないけれど・・・
省エネルギーセンターの省エネ機器(家電)のところをに「電球形蛍光ランプと白熱電球のコスト試算例(6,000時間使用の場合)」というのがある。
電球形蛍光ランプにすれば4,700円得になるというもの。
これをみて納得する消費者が多いと困るのだけれど、家庭において白熱電球を使っている場所と一日の使用回数、それを電球形蛍光ランプに置き換えた場合の寿命の低下がこの試算表に組み込まれていない。省エネルギーセンターには直接電話でこの部分を聞いてみた。回答は「『極端に煩雑に点滅させるとランプ寿命は短くなります』と書いてある」というもの。
「極端に煩雑に」という書き方が曖昧な表現だけれど、あくまで「試算表」いいかげんなものです。
蛍光灯は安定器式にしてもインバータ型にしても白熱電球ほどシンプルじゃないからリサイクルや製造段階でのCO2排出量はどーなんでしょうね。

今日はダニに二カ所刺された(噛みつかれた)くるぶしの辺りがチクッと痛み、見るとモゾモゾとダニが歩いている。
もう一カ所は腰。痒いなーと思ってよーく見ると黒い粒が。小さいダニが食らい付いていました。
山へ行ったからか? これから山菜採りに出かける方は注意してください。ズボンの裾や袖から簡単に入り込んできますから。

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2008/04/17

人道の港・杉原千畝。

先日フジテレビ「とくダネ!」の「新・温故知人」のコーナーが杉原千畝(すぎはら ちうね)だった。
敦賀港に展示コーナーがあったのを思いだし出かけた。

Img_1044「人道の港・敦賀ムゼウム」ムゼウムってなんだ?宗教施設かと思われるようなネーミングだけれど、[PORT OF HUMANITY TSURUGA MUSEUM]ミュージアム、ポーランド語でムゼウム。(納得)
写真はクリックで拡大します。

杉原千畝は第2次大戦中の外交官。政府の命令に背きユダヤ難民にビザを発給し六千人を救ったと伝えられている。

1940年(昭和15年)リトアニア・カウナスの日本領事館に大勢のポーランド系ユダヤ人が押し寄せた。ナチスドイツの迫害から逃れるため日本を経由して米国などに渡るのが目的だ。
当時の外国人入国令の条件を満たしていない彼らユダヤ人には、日本通過ビザは発給できない。しかし、人道的立場から訓令違反を冒してビザを発給したのが領事代理・杉原千畝である。

カウナスでビザを手に入れたユダヤ難民は、シベリア鉄道でウラジオストクへ。
ウラジオから船で敦賀に着いた彼ら難民は、汚れた服装で持っていたトランクの中は空っぽ。シベリア鉄道の車内ではソ連の秘密警察に金品を強奪され、シベリアへ強制労働に連行されたりするものもいた。そんな死ぬような思いでやっと敦賀の港に着いた。彼らの目には敦賀の街が天国に見えたかもしれない。

でも皆が天国に見えたわけではない。ユダヤ人の夫だけが敦賀に着き、妻はモスクワで足止めされたまま。敦賀の街で夫は何日も妻の到着を待ち続けるが現れない。
夫のアメリカ行きが迫り神戸港へ・・・。切ない。(参考:昭和15年6月。朝日新聞)

敦賀ムゼウムでいただいた資料にはユダヤ難民の様子が書かれている。
これから先はプル的表現で書く。

港に降り立ったユダヤ難民(以後彼らと表現)は、長い間着替えどころかシャワーも浴びずにいたためひどく惨めで汚かった。揺れる船の中で激しい船酔いや吐き下しをしたもののいたのだろう。
港の近くの銭湯の主人は彼らの姿を見るに見かねて無料で浴場を解放した。
まさに敦賀のまちが天国に見えたはずだ。
空腹の彼らに食べ物を与えた市民もいたという。
やっとの思いで隠しもっていた時計や指輪を食べ物に換えた難民もいた。
思いでの品(宝)を食べ物に交換する彼らの心中を察すると涙が出る。
敦賀ムゼウム「杉原千畝コーナー」に展示されている婦人物の腕時計。
敦賀市内の時計店がユダヤ難民から買い取ったものだ。
金のケースは戦時の供出に出したためオリジナルではないものの、文字盤やムーブメントは実物。TECHNOS swiss MADE 15JEWELS
1945年の敦賀空襲で時計店は焼失したがこの時計は辛うじて残った。

敦賀港・金ヶ崎埠頭に降り立ち「赤レンガ倉庫」前を市内に向う彼らの姿が目に浮かぶ。

「私を頼ってくれる人々を見捨てるわけにはいかない」と政府の命令に背きユダヤ難民にビザを発給した杉原千畝。そこに彼の人間愛がある。杉原千畝に関しては岐阜県に「杉原千畝記念館」がある。詳しくはそちらを見てください。

「敦賀ムゼウム」内は写真撮影禁止。現在サイトもない。
展示協力金として100円が必要(高校生以下無料)

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2008/04/14

神子(みこ)の山桜。

先週金曜日(11日)に体調不良でダウン。
まだ完全に回復していない。
鎮痛剤を飲み続けたので胃が痛い。

あ〜桜が散りはじめた。
薄ら雪が積もったようにも見える。(少しピンクがかってはいるけれど)

夕方のNHK(ローカル)で福井県常神(つねかみ)半島の「神子(みこ)の山桜」を紹介していた。
山一面が桜色に染まる。なかなかキレイだ。
その放送中に「春の紅葉」などというわけの解らない表現があった。ま、秋の紅葉といういい方も少し諄い感じはするものの、「春の紅葉」って、山が白、またはピンクに染まる表現に「紅葉」はないだろ。花が終わった後の若葉の色が赤っぽかったりするのだろうか?
桜の花そのものなら山に降った「春の淡雪」ってところでしょうか。

「常神」紹介のHPを見ると「山桜」や海の写真がキレイですが、そのキャプションが意味不明。

光がテレビにつながる時代に、どんなに広がっても光の届かない村には輝く海。海の生物。自然の光にはぐくまれる素晴らしい世界があります
言いたいことを分かってあげたいのだけれど、これはちょっと難しい。

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2008/04/10

ニトリルゴムの手袋。

Img_1031庭仕事などに使っているゴム手袋。
「ニトリルゴムのうす手」ホームセンターで124円。
「抗菌加工」・「人と環境のために」という文字の下に「天然ゴムを使用。大地の中で分解されます」と書かれている(写真参照)

百円ショップにもこのメーカーの、パッケージデザインは違うけれど同じ商品と思われるものがある。でも先に書いたホームセンターの商品のような文字はない。
メーカーに問い合わせると共に同じ商品ということだ。
パッケージ裏の材料名をみると「合成ゴム(ニトリルゴム)と共に書いてある。

百円ショップ販売商品には「この手袋は燃やしても塩素系ガスが発生しません」と書かれている。本当にそうなのかどうかは聞くのを忘れたけれど、ホームセンター販売商品の方の「天然ゴムを使用。大地の中で分解されます」というのはどうやら間違いらしい。
「このニトリルゴムの手袋は、畑の隅などに埋めれば分解されてなくなるのですね」と問うと、「分解されない」という。
材料名が「合成ゴム(ニトリル)」なのに表には「天然ゴムを使用」なんて・・・
天然ゴムのものにニトリルゴムで耐久性を増したものも他の商品にはあるようだけれど・・・。

メーカーのHP(商品情報)をみたら「只今、改訂中です。しばらくお待ちください」になっていた。

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2008/04/08

皮膚炎・ホルムアルデヒド

中国製の乳幼児用のTシャツから、基準値を超えるホルムアルデヒドが検出されたという。
これが原因で幼児が皮膚の炎症を起こしたというもの。

ただでさえ皮膚の弱い小さな子供にとってはダメージが大きいのは当然だけれど、もう一つコワイのは発癌(ガン)性物質でもあるということ。
こんな衣料ばかり着ていたら将来癌になる可能性大である。

このブログのどこかに書いたかもしれないけれど、中国から輸入した綿布の塊のこと。この生地はもの凄く臭く、白い粉が舞い、体が痒くなったことがあった。それだけで危険だとはいえないけれど、ともかく加工する前の生地を見てしまった経験から、僕は下着など直接肌に触れるものは洗濯してから着用する。

もちろんメーカーでも加工前にクリーニングしてはいるのだろうけれど、その後のプリント加工などの時点で有害な物質が付着するかもしれない。
どうしても新品の生地のニオイが気にくわないというのもある。
新品のタオルなんかツルツルして吸水もよくない。
神経質だと言われそうだけれど、最近は中国製品に限らずどうもアブナイ。
新品のものだからキレイだなんて思わないほうがいい。

昔は新品の生地でも、のりなどでなどゴワゴワしていて肌触りが良くなかったので、一度洗った人が多かったはず。
特にあかちゃんのおしめなどに使うものは洗って、手で揉んでやわらかいくしたものだ。

今回の中国製のシャツに使われた*ホルムアルデヒドは、生地の防縮や風合い・プリント加工の接着の為に使われたらしい。

*ホルムアルデヒドは水溶性なので洗えば問題はないと言われてはいるけれど・・・

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2008/04/06

「さくら」とレゲエと演歌。

Img_1024今年も「しだれ桜」が満開になりました。
少し濃いピンクの花です。

ソメイヨシノは五分咲きです。昨年はきれいに咲かなかったので久しぶりにこんもり(ボリユームのある)とした花が楽しめそうです。

先日サクラに関する曲という事で「森山直太朗」の「さくら」もいいのですが「SISTER KAYA(シスター・カヤ)」が歌っているものをiTunes Storeで購入(¥150)
レゲエカバーも楽しくて(歌詞の内容には反してはいるけれど)いいじゃないか。と思いながら何度か聞いているうちにレゲエって演歌だよな〜って思えてきた。

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2008/04/04

「総理官邸に放火しそうな人」

エキサイトニュースを見ていたら「<卒業文集>『官邸に放火しそうな生徒』ランク付け」という見出しが目についた。
山梨県甲斐市の中学校の卒業文集に「総理官邸に放火しそうな人」という項目で生徒のランク付けが記載されたと言うもの。

担任教師の指導のもと生徒が編集委員を務めた。学校側は「冗談のつもりだったが、配慮が足らなかった」と述べているらしい。
このようなことを「冗談のつもり」と思う学校側のあきれた言葉。

卒業という生徒の門出に際して、担任をはじめ関係した生徒、学校側は名前が掲載された生徒に対していじめをしたようなものだ。

学校側は文集は回収しなかったという。
思いでの文集に不愉快な項目が永遠に残る。

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2008/04/02

ガソリン価格。なぜ下げるの?

ガソリン税などの暫定税率が失効して全国的にガソリン価格が下がったとかで、昨日(1日)の全国平均は142.2円だったという。
まだ先月の税が乗っているであろう在庫を値引きして販売すると言う異常な行為。
「ありがとうございました」といって販売したガソリンが売り上げにおいてマイナス商品。先月の在庫を処理するまでマイナスは続く。
そんなガソリンスタンドの苦労なんかどーでもいいのが消費者。
やすけりゃいいってんで価格表示をみて安い店に、砂糖に群がるアリのように引きつけられる。
排気量2リッター以上のでかい車や一見高級車に乗って、たかが25円のためにアリになるなんざ無様で頭の悪い証拠。そんなやつはアリじゃなくて糞に群がる銀蝿だ。
この時点で君主道徳(武士は食わねど高楊枝)から奴隷道徳にスイッチしたんですな。

ナヨナヨした政府の対応が生んだ結果です。与党も野党も高潔さなんてありましぇ〜ん。

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2008/04/01

この肛門が目に入らぬか!

なんちゅうタイトルだ!
お尻が痒いようなヒリヒリするような。
自転車(MTB)で無理したんだろうか?
こーゆー場合は? エーイ!面倒だ! ってわけで肛門科へ。

「あー肛門の周りが赤くなっていますね。塗り薬出しましょう」で、処方してもらった薬は「メサデルム・クリーム」
たしかによく効いたのですが、これ「副腎皮質ステロイド外用薬」ちょと危ないんじゃないのか?と思い、皮膚科を受診。
やはり「『メサデルム・クリーム』は、お尻には強すぎるかもしれません。」ということ。(肛門科では多種の皮膚薬を常備しているわけではないんだろうと思う。)

「『メサデルム・クリーム』は以前からよく使われている薬ですがもっといい薬があります」ということで処方されたのは「デキサンG軟膏(ベタメタゾン吉草エステル・ゲンタマイシン硫酸塩)」デリケートな部分なのでこの薬の方がいいという。
飲み薬として「リンデロン錠」とお決まりの胃の薬「セルベックス」これを1回分。
あと抗アレルギー薬の「エルピナン錠」と抗ヒスタミン薬「ネオマレルミンTR錠」という薬が7日分(夕方のみ服用)診察料、薬料を入れて1,350円。先の肛門科は「メサデルム・クリーム」のみで1,010円。
皮膚のトラブルは最初から皮膚科に行けば良かったわけです。どーしてもお尻と言えば「肛門科」と思ってしまうわけですが、痔でもない限り門外だったわけです。
おかげで2度も尻を見られるはめになったわけです。

皮膚科で言われたのですが、「塗る時どうやって塗っていますか?」と言われ「適当に感覚で」と言うと「鏡を使って患部に的確に塗った方がいいですよ」とのこと。(本当は鏡を見て塗っていたわけですが、そんなこと言いにくかったのです。)
「でも先生、鏡で見ながらって、かなり見にくいんですよ。床に鏡を置いて(診察室でジェスチャー)上にしゃがんでみると自分の影になりお尻(肛門)なんて見えないんです。そこで横に懐中電灯なんか持ってきてヌリヌリするんです」というと先生が「かなり間抜けな格好ですね」と言われ「いゃぁ〜他人に見られたら変態ですよ」そのあと二人で爆笑してしまいました。

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