電話。
「訃報です」
のっけからこんな電話はないだろー!
小学校時代の同級生からの電話である。
「○○です。じつは小学校の同級生のN君が亡くなられたのでお知らせします。お通夜と告別式は云々・・・」と言ってくればいいのに、第一声が「訃報です」ではいったい何がどうなったんだと、あまり出来の良くない頭の中にレインボーカーソルが回り出す。
「同級生一同で供花をします」と言う。
「あーそーですかご勝手にどうぞ!」と言いそうになった。
亡くなった同級生には申し訳ないけれど、こんな知らされ方をされたんじゃ、悼む心より先に「なんだこの電話は」と言いたくなる。
ま、僕のところに知らせたくはなかったんだろうけれど、「一応知らせておこうか」と感情を挟まないような、いってみればビジネスライクに徹したつもりなんだろうけれど、それならいっそ知らせてほしくはなかった。
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