伊勢のおみやげ。
久しぶりに「赤福餅」を食べた。
いつもの年だと、年末年始にだれかがお土産で買ってきたものだけれど、昨年の偽装表示による不祥事で春先まで休業していたため、いつもの季節に食べる事が出来なかったわけだ。
さて、お味は・・・あいかわらず美味い! でも赤福餅ってこんなに柔らかかったっけ?と思った。「解凍」したものしか知らなかったのか?などと無粋な事を言ってはいけない。今は六月。気温のせいです。寒〜い冬に食べれば餡も餅も冷えきっていてそれなりの硬さと風味があるものです。
六月の気温は二十℃以上。それぞれの季節にはそれぞれの風味があるというものです。
さて、そんな赤福餅ですがパッケージから「ほまれの」の文字が消えていた。
Wikipediaによれば「赤福では、昭憲皇太后の注文を受けた5月19日を「ほまれの日」と定め、包装紙にも『ほまれの赤福』と称するようになった。」とある。皇后陛下に好評だったのだからつけたフレーズなのだから、今回の不祥事の事とは関係がない。でも、やっぱり*「ほまれ」はさすがに気が引けたのか。
パッケージの中には「伊勢だより」という栞が入っている。季節の話題が書かれていて、どうやら毎日更新されているようだ。今日六月二日の話題は「アユ(鮎)」伊勢と松阪の堺を流れる櫛田川(くしだがわ)はアユの名所とのこと。「伊勢湾育ちの天然アユは、姿も味も一級品です。」と書かれている。う〜んアユが食べたくなった。
気がついたのはこの栞の最後に「赤福十一代目 店主」と入っているけれど以前は店主の後に店主名(濱口典保)と入っていたと記憶する。なぜ氏名を書かなくなったのだろう。
もう一つ気がついたのは「赤福餅」の「へら」
木製で「あかふく」の文字が入っていたけれど、僕の記憶では・・・竹製じゃなかったっけ?それともプラスチックだったっけ?
かなり記憶が曖昧。
ちょっと調べてみたら本店で作られたものだけ「木製」だそうです。
*「ほまれ」ほめられて、昔からよく言われること。よい評判。名誉。(新明解国語辞典)
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