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2008/07/28

突風。

あいかわらず朝から暑い。
天気予報では雨の確率50%などとなっているけれど、本当に降るのか?
などと思っていると空がだんだん暗くなってきた。
こりゃ本当に降るぞ!お昼過ぎに急に北風に変わった。桜の葉がプチプチちぎれて飛んでいる。ヤバイ!300m位の距離を全力で走って玄関に到着すると同時に猛烈な風と横殴りの雨。
「あ〜今日は水晶浜もかなり人が入っているはずだけど大丈夫かなー」と素麺をすすりながら外の様子を見ていた。
荒天は30分くらいで収まり気温が下がったので午後は久しぶりに過ごしやすかった。

夕方「テント飛ばされ10人死傷(敦賀市)」とNHKニュースで報じられた。その事故の起きる30分くらい前の12時20分頃敦賀市にいた時、かなりうすきみの悪い空だった。

テントが飛ばされたのはイベント会場(敦賀市港町・金ケ崎緑地公園)だったので1人が死亡し9人がケガをした。

こういう事故は防げなかったのだろうかと、ふと思った。
大雨洪水警報と竜巻注意情報が出ていて、風向きが変わった時点で普通は何か感じるだろ。僕はその会場から直線距離で8キロほど離れたところにいて「ヤバイ」と感じたから走って避難した。

イベントの主催者側は想定外の出来事とか、遺憾なことなどと述べているけれど、こんな時に遺憾なんて言っちゃイカンよ。
地震などと違って気象情報では突風の吹くことを予測していたし、レーダーの画像だって怪しい雲が近づいているのを示していた。
「たぶん大丈夫」と思っていたのだろうか。空の状態が怪しくなってきたのに避難誘導しなかったのは、なんのための気象情報。なんのための竜巻注意情報。
天候の急変を告げていたのに「想定外の出来事」というのはなんとも・・・。

追加記入/7月29日
竜巻注意情報はこの事故の後に発令されたようです。確認不足でした。お詫びして訂正いたします。
本日、現場はまだ当時のままで、立入り禁止の黄色いテープが張られています。
当時、近くの海水浴場などでは浜茶屋や海の家でも危険を感じたところでは、お客様に避難をお願いしたところもあるようです。
テントの入り口を塞ぐ余裕があったのに、なぜ車の中や近くの休憩所に避難をさせなかったのか。自然災害ではあるけれど、もしかしたら人の命を犠牲にせずに済んだかもしれない。

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