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2008/08/31

爆音機はバツ×

あいかわらず「爆音機」で検索してくる人がいる。
害獣による被害で困っている人かもしれないし爆音機による騒音に困っている人かもしれない。
どちらの立場の人も困っている。
でもこの被害の場合、爆音機騒音に困っている人の方に優位性がある。

鳥や獣の被害に遭うのなら網や柵を設置すればいいわけで、面倒だからと手軽に爆音機を選択するのに問題がある。
自分の農作物を守るために他人に迷惑をかけてもいいなんて言う道理はない。
他人からみれば農作物が害獣被害で全滅しようが知ったことではないのである。
それに対して爆音機がうるさかろうが自分の作物を守るためには知ったことではないなどというのはかなり自分勝手な論理である。

都市のど真ん中でビルの屋上やベランダの野菜が鳥の害で困るからと言って爆音機など使えば警察がとんでくるかもしれないし、へたをすればうるさいという理由で殺されるかもしれません。田舎や地方とて同じで人口密集地帯じゃないからいいなんてのは言い訳にはならないと思います。人家から200m以内の設置は禁止しているところもあるようですがたとえ400m以上離れていても突然鳴り出せばビックリします。心臓に悪いです。

アホな行政が害獣(鳥)による被害から自然を守る為に爆音機を使うところもあるようだけれど、根本的に頭が腐っているわけです。
爆音機は自然を破壊します。デリケートな野鳥や小動物は少なくなり森には害虫が発生し生態系が破壊されます。現に最近被害が少なくなっていた松食い虫の被害が目立つようになりました。そしてカラスや猿には爆音機など数日で効果がなくなります。

爆音機の使用は全国的に禁止すべきです。

昔、耕作面積の半分をイノシシの被害で全滅したことがありますが、爆音機などは使おうと思ったことはないですね。常識ある人間ですから。

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八月も終わり。

そろそろ秋の気配。銀杏(ぎんなん)が落ちはじめた。
クルミの実も大きくなった。
いくつか美術展の案内が届くようになった。僕を忘れていない方がいるという事は有り難い。近年案内がきても足が向かないことが多く、したがって記帳もしないからどんどん忘れられる存在になってきている。
数年前ならばこの時期はいくつかの展覧会のために愚にもつかないものを描いていた(作っていた)けれど、今はゆっくり季節の移り変わりを見ることが出来る。
作品を製作しているとおもしろいこともあるけれど、どちらかと言えば苦しいし、人と話したくなくなるし、機嫌悪くなるし、精神衛生上よくない。
そんなわけでそういう作業から抜け出したわけで、抜け出たら当然だけれどなにも描かなくなった。アハハハ!

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2008/08/27

Appleのノートマシン。

Img_1254Appleのノートマシンが3世代そろって記念撮影。

黒いのはPowerBook G3 333MHz OSは8.6 HDは標準では4GBとという現在では考えられないくらい小さかった。40GBに乗せ換えてある。現役だがたまに使うとシステム終了にアップルメニューを選択してしまうのが哀しい。当時30万円もした。

左のシルバーのマシンがPowerBook G4 12-inchで今の愛用機。OSは購入時の10.3.9
白いマシンが現行型MacBookで奥様の専用機。さすがに全てにおいて早いです。

右のマウスも3世代。現行のMighty Mouseはアップルマークが凹んでいるだけで安っぽい。

以前PowerBook G4チタニウム製ボディというのがあったけれど買えなかった(高くて)その後のモデルチェンジでアルミ製ボディになった。これはこれでクールでカッコイイ。

ホワイトボディーのMacBookはポリカーボネート製。艶やかでキレイだ。
ボディ素材にこだわるAppleが次に使う素材はなんだろう。
ちょっと考えててみた。
くせがあるけれどテキサリウムというのもおもしろいかもしれない。
ポルシェのインパネやスノボーや高級な自転車などに使われているものでアルミ合金を織込んだ硬くて軽い素材だ。軽くて傷がつきにくいというのはいい。

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2008/08/26

NHKからのお知らせ・・・。

NHKの「受信料の訪問集金が廃止となります」というお知らせが流れているけれど、あの映像はちょっと哀れさを感じてしまう。
おそらく今まで訪問集金をしていたと思われるおじさん二名と女性一名で構成されている。
経費節減が目的らしいけれど、「九月末で訪問集金を終了させていただきます。お支払い方法の変更をお願いいたします」という内容。

「同時に私たちも九月末で失職してしまいます。もうこの年では再就職は難しいかもしれませんが、家のローンも残っています。家族のためにまだまだ頑張らなくてはいけません。皆さんとはお別れになりますがどうかお元気でおすごしください。今までありがとうございました」と言っているようで、涙が出るではありませんか。

NHKは心を鬼にして、このような人たちであっても首を切り、業務改善に努めるので、きちんと受信料を払ってくださいと言っているように思える。

ところで知らないうちに地元NHKのアナウンサーが替わっていた。僕に挨拶もなく田中洋行アナいつの間に名古屋へ行ってしまったんだ。杉浦隆アナも東京に行ってしまった。

杉浦友紀アナは残ったのか。最初はアクセントがかなり???だったけれど最近うまくなったね。
網アナ、そんなに僕を見つめないでください。

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不器用。

キーボードに向って適当に文章を書き「やっぱりUPするのや〜めた」という記事というのがある。書いているときは何とも思っていないのだけれど、書いたあとでなにかのはけ口にしているようで、どうも人格を裏側から見られているような、イヤーな感じがするときがある。と言ってもどのようなものか分りにくいので例えば次のような

優遇されているのに何かと文句ばかり言っているのが日本の農業である。
作れば作るほど損をすると言いながらもう何年もコメを作っている農家。
よほど蓄えがあるのだろう。この先十年経っても同じように文句を言いながら米を作っていそうな気がする。
最近の米作りを見ていると荒っぽい。
収量より手早さを優先しそのおかげでコメは不味く、田は痩せ、外米の食味が国産を超える日がくるのも近い。
いつも悪いのは政府だと何か文句のはけ口を作っておかなければ安心できないような貧弱な体質を作ってしまった。
そんな甘えを植えつけてしまったのが日本の農業政策で、出来の悪い生徒にいつも噛みつかれていて、でも反論も教育もせず(出来ず)また甘やかしてしまう。
やりたい放題のボンボン農業がのさばっている。
とまあこのような内容だ。書いている本人は怒っているわけだけれど、いったい何を言いたいのか読む側からすれば分りにくいと思う。あーやっぱりこういう題材は僕には向いていないのだなーと思うと同時に不器用なんだなと思う。

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2008/08/25

神に感謝。

この一週間それまでの暴力的ともいえる暑さから解放されている。
午後一時に近くの道路の温度計が24℃と表示されていた。ちと極端な気温の落ち方で寒い。
死にそうなあの暑さはなんだったんだ。ほんの少し前のことなのに懐かしく感じてしまうものだからぼくの感覚などはいいかげんなものだ。
フロアにゴロンと寝ていたネコがソファの上に上がるようになった。そういえばずいぶん抜け毛が少なくなったようだ。ネコはもう秋に向けて衣替えが済んでしまったようで、これで気兼ねなくネコに触れる。

この夏もよく目にしたクロックスのサンダル。人気なのは分るけれどどうしてもあのデザインが好きになれない。もちろん材質だってどうも好きになれない。あれ履いた来客など家に入れる気にはならない。
世の中に履物は数あれど、なぜあんなものをチョイスする気になるのかどうも理解できない。もちろんそれをチョイスする人にもクロックスに恨みはないけれど・・・ぼくの嫌悪感を増幅させる製品である。そういう意味では「ああ、あのようなものが僕は嫌いだったんだ」と気づかせてくれたことには感謝する。

嫌いなものというのは避けようとする。とくに嫌いなデザインというのは、自分では線一本引かないし、当然頭の中でカタチにしょうなんて思わない。だから頭の中に茫漠と存在していてもそれに気づくなんてのは奇跡に近い。その奇跡を起こしてくれたのがクロックスとそのユーザーだったのだから、これは神に感謝しなければならない。

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2008/08/24

下手に注意すれば命の危険性が・・・。

不審な小型トラックが止まっている。
近づくと一人の男(70歳代位)が僕の植えたコスモスの中で用を足している。(大の方)
トラックの助手席側外には捨てられた弁当殻や紙類が散乱している。車内には高校生くらいの男の子。
聞くと自分が捨てたと言う。
「申し訳ないのですがゴミは拾って持ち帰ってください」と言っているところへ先ほどの男が用を足し終え帰ってきた。
「すみません」とあやまり、少年にゴミを拾わせていた。
もしかしたらお孫さんなのかもしれない。
ま、生理現象の方はしかたなかったにしても、僕が気がつかなければ、飯食って、ゴミ捨てて、クソして帰るつもりだったはずである。
謝罪しゴミも拾ったのでよしとすべきで、糞まで拾え!とは言わなかった。

物事を注意するのにこちらが「申し訳ないのですが」となぜ先に言わなければならないのかという疑問もわくのだけれど、多くの場合下出に出た方が物事の解決が早い。
もちろん注意のために声をかけても無視(おばちゃんに多い)されたり、逆に筋の通らない文句を言う人(近所の人に多い)がいたりするけれど、自分のやった事をいくら正当化しょうとしても悪いことは正しいことにはならない。

先日書いた爆音機で自分の田畑を守っていると思っている方は、周囲に騒音による迷惑をかけるという事は全く頭の中にはなく、連日暴力的な爆音を平気で出している。
これを個人レベルで注意すればほとんどの場合話がこじれるか喧嘩になるという可能性が高い。行政にまかせてもほとんど解決しないのが常で・・・要するに怖いわけです。

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2008/08/18

障害。

昨夜は「プルことば」が重くて読み込みにスゴーク時間がかかった方もいらっしゃると思います。
原因はわかりませんが、もしかしたら ブログパーツの「iTunes Store」が原因だったのかもしれません。
現在は正常に戻っています。

昨日は北風が吹き過ごしやすい気温だったのですが、今日はまた夏の暑さがもどってきました。
すでに稲刈りをしている風景にも出会いました。
澄み切った空の雲を見ていると、ちょっぴり秋を感じるようになりました。
夕方にはツクツクボウシが大合唱をはじめます。

青い海、熱い砂、白い雲→白い波、セミの声、甲子園、ぶどう、赤とんぼ、イネの香り、虫の声、梨。
季節はどんどん秋に向っています。

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2008/08/17

個人の思想を表さないのもチカラ。

特に見るべき番組がないからとはいえ、オリンピック中継などを不覚にも見てしまった。
前回のアテネオリンピックの時は日本が獲得したメダルは37個(金16・銀9・銅12)そういった金がいくつだとか銀がいくつといったことにはあまり関心がない。
単なるおまつりさわぎで、NHKの紅白歌合戦で紅だろうが白だろうがどーでもいい感覚と似ている。などと書くと反感を持たれるかもしれないけれど・・・。

昨日NHKでレスリング女子の試合を見ていた。吉田沙保里選手の金メダル。
試合そのものより、アナウンサーと解説者のチグハグなやり取りの方がはるかに面白かった。

以前、北京オリンピック日本選手団団長・福田富昭氏が次のようなことを述べていた。
「オリンピックに行く選手、コーチ、監督に配る『行動規範』というものがあり、その中に礼儀をわきまえた行動を心がけ、国歌は斉唱すること」と明記されているとのこと。
「国歌は斉唱すること」などと言われてもね・・・行かれている方は大変だ。人によってはいろいろな思想もあり反発したい気持ちもあるだろう。その点では同情する。

ただ、オリンピックのメインポールに日の丸が揚がり国歌が流れた時(他国の場合も同じ)それに向かって敬意を表すのは当たり前のことで、どうもこの時にソワソワして落ち着きがないのが日本人である。
吉田選手は国歌は斉唱しなかったけれど、「国民の皆さんに感謝する」というのであれば、単位は国であり『行動規範』はルールだから、個人の思想がたとえどうであれスポーツ選手であるのならばそれに従うべきだったのかもしれない。

今日の浜口京子の銅メダル獲得の笑顔はよかったね〜。昨日の吉田沙保里の金メダル獲得の時よりはるかに感動的だった。こういう喜びの表現は見ていても気持ちのいいものだ。
それに比べてと言っちゃ何だけれど、柔道の谷亮子の銅メダル獲得の時は気分が沈んでしまって・・・
一生懸命やった結果の銅メダルだ。子供が駄々をこねたあとの不機嫌顔のようで、どうも後味が悪い。

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2008/08/11

騒音公害(爆音機)

朝からけたたましい爆発音が響きわたる。
正体は「爆音機」というおぞましいもの。田畑を爆音で鳥獣から守ろうという人間の浅知恵。

プロパンガスを鉄パイプ内で爆発させ爆音を発生させるとんでもなく迷惑な代物。
自分の田畑を守るために近所の住民のことなどお構いなし。数分ごとにタイマー仕掛けで点火して放たれる爆音は数キロ先まで響き渡る。
100mくらい離れたところで突然爆発すると心臓が止まりそうになるくらいビックリする。

それで効果があるのは数日で、ただ音が出るだけの機械と知ると、鳥獣に対する効果はほとんどなくなる。
爆音機を設置するアホな人間より動物の方がはるかに学習能力がある。

本来このような爆音を発生させても平気でいられる人は、最初から他人のことなど全く考えていない感覚欠如人なので、そのうち知らないところで恨みを買う事になるかもしれない。こわいね。花火でも苦情がくるんじゃないかと小心者の僕には出来ない行為です。

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2008/08/09

エコランなどやめた!

ガソリンがどんどん値上げされてハイオク(プレミアムガソリン)はもう少しで二百円にとどきそうである。
柄にもなくエコランをしてみた。
はたしてその結果は惨憺たるものだった。
SUBARU R1(S)でAWDという一番燃費の悪い仕様。しかもプレミアムガソリンを要求する美食家ときている。
なるべくエアコンを使わず、シフトポジションはDのまま回転を2000rpmにおさえ我慢の加速と単調な速度。
後ろからせかされるんじゃないのかという恐怖と、あまりに単調で眠くなる運転をこらえて出た結果が12.3km/l 。
窓を開けると空気抵抗が大きくなるのかもしれないがそれにしてもヒドイ結果だ。

こんな運転にこりて、エアコン効かせ回転も7000rpmまで回したりマニュアルモードも多用してガンガン走った燃費が13.6km/l
もうエコランなどと言う精神衛生上悪いことはヤメ!
名ばかりのエコランで実際は大食い大会だったというお話。

一気に加速してトップギアにポンと放り込んだ方が燃費がいいのかもしれない。特にスーパーチャージャー仕様は低速(低回転)ではそこそこトルクが出ているのかもしれないけれど、一番大食いしているときだったりして・・・。

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2008/08/07

夜蝉(セミ)は悪魔の使い。

夜にセミの鳴き声を聞くとよくないという話です。

寝ぼけたセミが「ジジッ」と鳴いたり、街灯の下で真剣に鳴いているようなセミは問題ありません。
ではどのような鳴き方のセミがいけないのかと言いますと、数十匹あるいは数百匹のセミが昼間と同じように鳴いているのを聞いたときです。

Night cicadaという蝉で、これの鳴き声を聞いてしまうと、朝まで命が持たないと言われています。
幸運にも朝になって目覚めることが出来たら、「昨夜セミがたくさん鳴いていたよ!」と周りの人に知らせると今後そのような現象は起こらないと言われています。

なぜ夜中にセミの大合唱が聞こえるのか。大脳の聴覚皮質に伝達された通常の音(鳴き声)ではなく大脳自体が異常をきたして起こるとも言われています。
なんせセミの名がNight cicada(夜・死刑だー!)ですから。本当は「夜が好きだ」とも聞こえますが。

と、まあ冗談はここまでとして、昨年から夏になると数回、深夜のセミの大合唱がおこります。
原因はわかりません。鳴いているのはニイニイゼミなのかアブラゼミなのかもわかりません。あきらかに昼間のセミと鳴き声が違うからで、いったいどんなセミなのか、抜け殻を探してみましたが特に変わったものはありませんでした。
昨夜も漆黒の闇の中で、僕が寝付く午前2時頃までは聞こえていた記憶があります。
暑い日が続くからなのか、それとも突然変異なのかはたまた外来種なのか?

今夜はアブラゼミが数匹引き攣ったように鳴いているだけで、大合唱は聞こえません。

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2008/08/06

饒舌。

北京オリンピックの開会式まであと2日。
たぶんテレビでじっくり見ることなどないだろうけれど・・・

メデアが発達したためか、やたらと選手へのインタビューが多かったりして、オリンピックに限らず最近はスポーツに関係する人々のよくしゃべること。もう舌に油でも垂らしているんじゃないのかと思うくらいで、やっぱりスター性が求められる世界なのかなとも思う。
スポーツをやるからには寡黙なのはだめなんだよという風潮なのか。

まあ、それにしても自信のありすぎのような言葉が多いのも確かで、「頑張ります」や「全力で戦います」などという、結果がどうであれとにかくやったんだ、という逃げ言葉に変り「メダルを取ります」などという「ほんとかよ、うそだったら針飲むのか」とツッコミを入れたくなるような言葉まで飛び出している。

「頑張ります」や「全力で戦います」は言ってみれば誓いのようなものだろう。
不吉なことは言ってはいけない国ニッポンでは「だめかもしれないけれど全力でやります」などという事はタブーなのである。
「そんないいかげんなことならやめてしまえ」といわれるかもしれません。でも本当のことは終わるまでわからないわけです。

なにがなんでもメダルを多く取る。という、いってみれば員数主義のようなことが始まる前から定められていて、それをバカみたいにああだこうだと言っているジャーナリストや評論家たち。そのことばを多く聞かされていつのまにか選手も民衆もその雰囲気に浸されて、蓋を開けてみれば冬季トリノ五輪のような不振ということだって起こるということだ。
誰もそんな結果を望んではいないだろうけれど・・・

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2008/08/03

ある老人が言う。

ある老人が言う。
最近よく目にするリュックサックが格好わるいという。
「子供から老人まで、なんだあのみっともない格好は!」
「両手が使えるから安全だし、自転車に乗るときも便利なんだよ」と説明した僕だけれど、中にはどうしても似合わない方もいらっしゃるのも事実です。
家出ですか? 山登りですか? 非常持ち出し袋ですか?用心のいい方でいらっしゃる。

ある老人が言う。
「最近、首からブラ下げている紐が格好が悪い。人間も犬になったのか」
どうやらIDカードなどを下げるネックホルダーとか首かけストラップとかネックピースとかいうあの紐状のもののことらしい。
あれは身分を証明したりするものだから必要なんだよと言うと「だから最近の人間は犬になったんだよ」と言う。なるほどね組織に飼われているんだからそうかもね。

ある老人が言う。
「シャツをズボンから出しているやつ。だらしがない。あんな姿をしたらビンタをくらったものだ」
いや〜ぁ、戦争を経験していらっしゃる方の手厳しい言葉だ。
確かに高校生などが制服の下から白いシャツの裾を平気で出しているのを見るとだらしがない。
でも僕だってポロシャツなどの裾を出しているから何も言えない。
本当はズボンの中に入れたいのだけれどそんな格好は気持ちの悪い格好らしい。気持ちが悪いことを敢てする必要もないので出しているだけで、でもなぜシャツの裾をズボンの中に入れることが気持ちが悪い格好なのかわからない。どなたかご存知ですか?

ある老人が言う。
「最近よく目にする、たすき状にかけている鞄がみっともない」
僕らが中学校の時はあの鞄だった。田舎の生徒の定番スタイルだった。
後に乞食スタイルとも言われた。僕もこのたすき状にかける鞄は嫌いだ。どうも好きになれない。先のリュックサックと違って、骨盤に歪みが出るとかの理由でどんどん廃れたと記憶しているけれど最近また復活してきた。

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