神に感謝。
この一週間それまでの暴力的ともいえる暑さから解放されている。
午後一時に近くの道路の温度計が24℃と表示されていた。ちと極端な気温の落ち方で寒い。
死にそうなあの暑さはなんだったんだ。ほんの少し前のことなのに懐かしく感じてしまうものだからぼくの感覚などはいいかげんなものだ。
フロアにゴロンと寝ていたネコがソファの上に上がるようになった。そういえばずいぶん抜け毛が少なくなったようだ。ネコはもう秋に向けて衣替えが済んでしまったようで、これで気兼ねなくネコに触れる。
この夏もよく目にしたクロックスのサンダル。人気なのは分るけれどどうしてもあのデザインが好きになれない。もちろん材質だってどうも好きになれない。あれ履いた来客など家に入れる気にはならない。
世の中に履物は数あれど、なぜあんなものをチョイスする気になるのかどうも理解できない。もちろんそれをチョイスする人にもクロックスに恨みはないけれど・・・ぼくの嫌悪感を増幅させる製品である。そういう意味では「ああ、あのようなものが僕は嫌いだったんだ」と気づかせてくれたことには感謝する。
嫌いなものというのは避けようとする。とくに嫌いなデザインというのは、自分では線一本引かないし、当然頭の中でカタチにしょうなんて思わない。だから頭の中に茫漠と存在していてもそれに気づくなんてのは奇跡に近い。その奇跡を起こしてくれたのがクロックスとそのユーザーだったのだから、これは神に感謝しなければならない。
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