萌芽。
今日から仕事始めの方も多いのではないでしょうか。
お正月休みの間少なかったアクセス数が今日は少し増えました。
以前から、週末や祝日にはアクセスが少ない傾向の「プルことば」ですが、ということは仕事中にここを見る方が多いということになります。
仕事の息抜きになるような内容ではないとも思うのですが、とにかく理由はどうであれ見ていただきありがたく思います。
きょうもテレビの話題で恐縮です。
NHK爆笑問題のニッポンの教養「日本語って“ヤバい”日本語学・山口仲美」
「ヤバい」などとタイトルからしてヤバい匂いがします。
気になったのは山口氏が言うところの「『日本語の整理』コトバが多すぎて分りにくくなっている」というもの。「日本語を整理(コトバを少なくする)すると一つひとつのコトバが重みを持っようになり力を蓄える。」というもの。例えとして「木だって剪定すると力をつけて翌年多くの枝が出る」などとわけの解らない説明。
この例だとコトバを整理するとその後かえってコトバが増えるんじゃないんか?
整理じゃなくてリバウンドだ! どうも僕の理解の限界を超えていて不穏当な言辞にしか聞こえない。
僕が思うのにそんなに無理をしてコトバの整理などしなくても、消えていくコトバもあれば生まれるコトバもある。無理に剪定をしていらぬ枝を増やす事の方が問題があるのではないだろうか。
間違った用法や問題のある用例を正すのが学者であり、理解できないコトバが増えたから消そうなどというのは少し乱暴しすぎやしないか。
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