« 2009年1月 | トップページ | 2009年3月 »

2009/02/25

ボロを着ることはエコなのか?

ものが捨てられない人は確かに存在する。

特に僕より年配の六十歳代から上の方はモノがない時代を生きてきたからしかたない。

ボロボロのシャツやタオル、シーツ、穴のあいた靴下を繕ったりする。
だからといってモノがないのかと言えばそんなことはない。押し入れには贈答品の衣料品をはじめあらゆるものが詰まっていたりする。
でも、もらいものの新品は使わずどこかで買ってきた安いタオルや下着を、雑巾寸前状態まで使う。これはもう病気みたいなもので、周りがとやかく言ったところでどうにかなるというものではない。

「故人となった叔父の持ち物を整理していたら新品の衣料(贈答品など)が出てきたのでリサイクルショップに持ち込んだが安くしか買い取ってくれない。
故人はいつも安いものを買ってきて穴が開くまで着ていた」と誰かが言っていたのを思いだした。多くの遺品は廃棄処分されるのだろう。

ここで思ったのは、このようなモノの使い方ははたしてエコなのだろうかということ。
たしかに個人という単位で考えればそれはそれで節約なんだろう。でも新しく生み出された(生産された)ものがゴミになってしまう。
一度袖を通しただけで捨てるような贅沢な使い方は論外だけれど、現代生活ではなにも穴のあくまで使わなくてもいいと思うのだけれど・・・。

ただ、戦中・戦後のモノのない時代を過ごした方のモノを大事に使う考えには頭が下がる。

環境に負担をかけない生活とはモノを大事にする事なんだけれど・・・などと言うと旧型の大食い家電や、排気ガスの汚い旧車は環境に負担をかけていないのか!とおっしゃるかもしれない。でもそれを代替え(新しいものを作り出す)するために排出されるCO2の事はあまり論じられない。例えば10年乗った車をあと10年乗る場合と今、同じ大きさの新型車を購入して10年乗った場合排出されるCO2の量の差はどうなるんだろう?はたして新車に10年乗った方が圧倒的にクリーンなのか?
10年前の冷蔵庫やエアコンを最新型に買い替えることが本当にエコで環境に負担をかけないのか?

閑話休題
古い(衣類)シャツをボロボロになるまで着てもなんら環境(CO2)に悪影響はない。むしろ皆が衣類を大事にすればそれだけ生産料が減り環境への負担も少なくてすむわけだ。繊維会社にとっては死活問題だけれど……。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

○マルと×バツ。

先ず○(マル)から。
ケーブルテレビのホームターミナルのリモコンが壊れた。これについては×(バツ)だ。
新しいものは2,100円とのこと。TV局で中古のリモコンをもらう事ができた。キズ一つない美品。これは○。

次は×(バツ)について。
新しいプリンター(Canon iP2600)を大型家電店で買った。でもアマゾンの方が少し安かったのに後で気がついた。しかもUSBケーブルは別途購入しなくてはならない事にも気がついた。
部屋に設置するスペースがない事にも気がついた。古いプリンター(エプソンPM-820DC)はカラーだと変なスジが入るのでテキスト専用で、しかも古いOSで使うのに必要なので捨てれない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/02/20

カニ カニ カニ・・・・・・。

福井県内のブログを見ていて面白い曲を見つけた。
重馬場(オモババ)のPassione FUKUI(パッスィオーネ福井)」というもの。

ドライブレコーダ(車載ビデオカメラ)で県内の風景を早送りで再生していてそのバックに流れている曲に聞き入ってしまった。その中の「敦賀市偏」は旗護山トンネルを抜け敦賀市に入るシーンから始まる。

僕もよく通るルートで映像スピードと楽曲がマッチしていてとても面白いPVになっている。

福井県内の音楽レーベル「アメワシレコード」からリリースされているCD。

県内の観光や産業、そしていい事・悪い事?が頭の中をグルグル回るようで、聴き終わると「カニカニカニ……」と呪文のように脳にメモリーされる。

パッケージには「東尋坊」と廃墟になったショッピングセンター「ピア」廃墟→衰退→朽ちて行く。真っ青の青空と廃墟。その中にあったはずの人のざわめきが聞こえそうでちょっと侘しくてそして恐い。

購入できる店舗は少ないようですがiTunes Storeでも購入できます。

★追加記入(2009/02/21)
「敦賀市偏」のバックに流れている楽曲(TERAMIX AND KaraOK)はダウンロード販売のみのようです。iTunes Storeでは200円です。
通常配信楽曲の多くは1曲150円(ビットレート128kbpsのAAC形式)ですがこの曲はビットレートが256kbps AACエンコーディング(iTunes Plus)となっているので音質が良いという事になります。
またDRMフリー楽曲なので転送回数制限がないということにもなります。詳しくはアップル-iTunesのページで確認してください。
昨夜ポチッと購入しました。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009/02/17

近況。

昨日は春のような陽気だったのに今日は雪の舞う寒い日になった。
梅が咲き、福寿草も満開。フキノトウも出てきた。
昨夜は早くもカエルが鳴いていたけれど、今日の寒さでまた土にもぐったのだろうか。
と、ここまでは昨日書いたもの。

★畑の小松菜に花芽が付いていた。山の中で見つけた肉厚で小型の椎茸と一緒にみそ汁にした。春の香りがした。

★一年以上車のオイルエレメント交換をしていなかった。(オイルはその間2度交換している)オイル・オイルエレメント・ガスケット・ドレーンプラグ、工賃込み6,300円也。

★フロの混合栓のシャワー切り替えレバーの具合が悪い。蛇口から出すつもりだったのに、いきなりシャワーから水が出て、このくそ寒いのに禊をしてしまった。ホームセンターでパーツを買ってきた。暖かくなったら修理するつもり。サーモスタットシャワー切替弁ユニット2,980円也。

★エスプレッソが飲みたくなってアマゾンでエスプレッソ粉(小)を注文。1,500円以下だと送料が必要になるのでカメラのリモートスイッチ(Canon RS-80N3)も一緒に注文。
三脚使って撮影する時手ぶれ防止のためセルフタイマー使っていたのだけれど面倒くさくて、ずーっと前から欲しかったリモートスイッチ。エスプレッソ粉と共で4,998円也。

★デロンギのエスプレッソマシンをクリーニングした。音が大きいのでネコには不人気。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/02/13

スモールトーク。

『スモールトーク』絲山秋子著(角川文庫)
ふら〜っと立ち寄ったBOOK・OFFの書棚でみつけた。
もともと二玄社の自動車雑誌NAVIに連載されていたものを同社が単行本化したもの。
昨年2月に文庫本になったばかりのお古なので250円という立派な価格。
ただ、前の所有者はタバコを吸う男(女)だったようだ。

絲山秋子さんの文章は僕にとって粉末の薬のように喉の通りが悪くて、当時は無視していた。

あれから5年経ったけれどやっぱりつっかえて咽(む)せた。

『スモールトーク』
アルファロメオ145に乗っている女(ゆうこ)の前に15年ぶりに現れた男(本条鋭二)
男はその後、会う度に違う車で現れるというカーインプレッション的なものをラブストーリー仕立てにしたものである。

へたくそな運転の車にむりやり押し込まれたような感覚と「サビ」の部分ばかりを繰り返し聞かされているようで、半分読むのにとても疲れた。あとは惰性で読んでしまった。

ドライブシーンでもけっしてキレイな風景が感じられるわけでもなければ、オイル臭さが感じられるものでもない。それはそれで抜き取ったオイルにできた波紋のようにトローッとしたものが好きな方にはいいかもしれないけれど・・・
なんだか悪い部分ばかり書いてしまったなー。でも好きな部分もある。
ゆうこに捨てられた紺色のアルファ145の姿がやけにリアルで、放置された駐車場でバッテリーが上がり、ツタの蔓が忍び寄る。そして傷口からは錆がまわりはじめている。そんな朽ちていく姿がやけに生々しくて・・・
と思っていると併録されている掌編小説「ダイナモ」では紺色のアルファ145と出会う男の話。これを全く別のお話とみるか、ゆうこの乗っていた紺色のアルファ145とするかは読者の自由だ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/02/10

カーアンテナを塗装。SUBARU R1

先月装着したカーアンテナ(ビレットアンテナ・クルツ)が白っぽくなったので塗装した。もともとABS樹脂削り出しのボディだから劣化も考えられるのだけれど、数週間で劣化など考えられない。よーく見ると単に汚れただけだったわけですが・・・

Img_1450 Img_1452

左の写真は大きさが分りやすいように並べたもの。上からサイズ比較のための爪楊枝・ビレットアンテナ/クルツ本体・アダプター3種類・一番下がsubaru R1純正アンテナです。
このようにサイズを比較するといかにクルツが短いかが分かると思います。

アルミ製のアダプターは黒、青、シルバーの3色が梱包されています。今回はR1の車体色(オブシディアンブラック・パール)にするため本体もアダプターもオブシディアンブラック・パールに塗りました。

下塗りは本体にはバンパープライマーを、アダプターには金属用のサフェサーを軽く吹いておきました。あ、その前に足付けをしておきます。(塗料の密着を良くするために400番のペーパー掛けをする)
上塗りにクリアーを吹いて乾燥後に極細のコンパウンドをかけ、シュアラスターのワックスで仕上げました。

*写真は塗装後のものです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/02/08

ゴムバンドでとめた札束。

景気対策として「政府紙幣」発行などという話があるらしいけれど・・・

紙幣は日本銀行が発行していることは誰でも知っている事。でも硬貨は政府が発行している。その理由は調べるのが面倒なのでやめておきます。

景気が悪いからお金を印刷してばらまこうなんて、まるでおままごとの「子供銀行券」のようですね。
政府紙幣といっても現行の紙幣と同じ価値なので何枚も印刷しなくても、たとえば百兆円札を数枚作って日銀紙幣に換金すればいいわけじゃないのか?
ま、そんなものがばらまかれたら貨幣価値が下がり、物価が上がるのは目に見えているわけで、ハイパーインフレになる可能性大ですね。
どこかの国のようにゴムバンドでとめた札束で大根を買う事になるかもしれない。
デノミでもしなくては。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/02/07

レジ袋有料化。

レジ袋の有料化の話題が多くなった。敦賀市は3月から福井市は4月から大手スーパーなどで有料になる。

なぜレジ袋を有料化するのかについてあらためて考えてみても、ゴミ、資源の節約、地球温暖化の抑制。といった環境に関する言葉が浮かぶだけで、それがどのくらいの重要な事なのかはピンとこない。ただ言える事は「環境問題」を声高に叫んでいればそれは「善」と捉えられるような風潮があることは確か。

「レジ袋有料化反対」を叫べば白い目で見られるかもしれない。へたをすれば石が飛んでくるかもしれない。
でもこれが本当に地球温暖化の抑制になるのかと思い、調べて数字を見せられても、それが本当に正しい値なのか。などと言ったりすると細かいへりくつをこねているだけにしか思われないだろう。

レジ袋の有料化で捨てられている袋を目にする事が無くなればいいのだけれど、そうは簡単に行かないのは誰もが思うところ。

これから買物に行くときは「マイバッグ持参」ということになるのか?
僕はよくスーパーに買物に行くけれど、どうも「マイバッグ持参」というのが所帯染みていて、言い換えれば男としての矜持が「マイバッグ(買物袋)持参」を遠ざけている。などといえば「なにをグダグダ言っているんだ、そんな格好を気にしている場合じゃない」と言われそうだけれど…ムキになって世間の風潮(環境問題信奉者)を好む人など信用できない。環境問題というシンボリックなものに陶酔しているだけじゃないのか。

「お買い物袋はお持ちでしょうか?」とレジで声をかけられる。持っていない事などすぐに分る作業服を着た人にも同じように声をかけている。スーパーではマニュアル化されている声かけなんだろうけれど、「マイバッグ持参」でないのは「悪」のようで、ちょっと肩身の狭い思いをさせるこういうやり方はスマートではないし、客の方を向いている態度とはいえない。
「レジ袋有料化・マイバッグ持参」というのは少なくとも利用者(客)の利便性を欠くことになる。その部分は「環境問題」と切り離して考えなければならない。

ずっこけるのが店内アナウンス「3月2日よりレジ袋の無料配布取りやめをスタートさせていただくこととなりました…」というもの。「取りやめをスタート」などという環境問題に対して善行をはじめるというスタンスが見えてしまう。「3月2日よりレジ袋を有料化させていただきます」でいいはずなのに、どうも回りくどい言い方だ。これも客の利便性を犠牲にしてでも環境問題が重要だという自明の理の上に立っている言葉だ。

「私はマイバッグを持参していません。環境問題に対し決して無頓着なわけではありません。お手数をおかけしますがレジ袋を売っていただけるととても助かります」と書いたカードを提示しょうか。

どなたか自宅の冷蔵庫に食品を転送できる装置を作ってください。


このエントリーは決して環境問題に対して否定的な考えを書いているわけではありません。利便性(快適な生活)と環境問題は対極にあると考えています。環境に配慮しつつあるていど快適な生活を続けるには我慢することも必要と考えています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/02/01

なに見てんだよ!

Img_1440 敦賀気比の松原のトンビ。
松の枝にいるところを撮影。すぐ下に行っても全然逃げる気配なし。
人が食べるものを狙っているわけで、ここで弁当など食べようものなら、一気に襲われます。
「何見上げてんだよ!」って言っているようです。なんだかうちのチョコ(猫)みたいな色だなー。それにしてもあたたかそうな羽毛です。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

「プルことば」もコンピュータに損害を与えるのか・・・。

昨夜一時Google検索が使い物にならなくなった。
「このサイトはコンピュータに損害を与える可能性があります」と全検索結果に表示され目的のサイトにアクセスできなくなった。
もちろん「プルことば」もコンピュータに損害を与える可能性のあるサイトにされてしまったわけだ。
つい数分前まで何事もなかったのに、不思議な現象だった。

こういう時はGoogle側のトラブルだとすぐに気がついたものの、試しに別のPC(PowerBook G3)の太古のIE5で見るとこの表示が出ていない。で、そこで適当なサイトをクリックすれば良かったのにそれをしなかったのがいけなかった。(当然アクセスできない)これが勘を狂わせた原因。
今使っているPowerBook G4に原因があると思ってしまったから始末が悪い。
直前に行った作業を思いだしたけれどトラブルになるような原因は見当たらない。

他の検索で調べると「このサイトはコンピュータに損害を与える可能性があります」の表示が出ているという書き込みがありホッとした。

昨夜の午後11時45頃に気がついて午前零時16分にアクセスしたら直っていました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2009年1月 | トップページ | 2009年3月 »