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2009/04/10

100年前に存在していない人に「100年に一度の……」と言われても・・・。

政府・与党は追加景気対策に自動車の買い換え促進策を発表した。

13年以上経過した自動車を廃車にして、新車に買い替える際に普通車で1台あたり25万円、軽自動車は12・5万円の奨励金を出すというもの。
13年という基準はどこから出てきたのかはわからないけれど、政府の見解としては13年も経った車はそうとうボロい印象をお持ちのようで、「燃費も相当悪いだろうし、排気ガスだって汚いし、だいいち一台の車に長く乗ってもらっちゃ景気対策する側にとっちゃ迷惑なんだよな」ってところでしょうか。

また13年未満の車でも燃費基準を満たした車に買い替える場合も5~15万円を補助するという。

先ほど*NHKを見ていたら天皇陛下の愛車は平成3年式のホンダ・インテグラ4ドア(マニュアルミッション)だった。すでに18年ほど乗っていることになる。
「陛下、そんなボロい車に乗られたんじゃ迷惑なんだよ」って麻生さんは言えるのか。
限られた場所でそんなに距離を走らないだろうから、車にとってはいい環境とは言えずおそらく不具合は一般的な使用より多いはずだ。もちろん担当メカニックは常にメンテナンスしてはいるのだろうけれど・・・。
とにかく大切に乗られている。
ものを大切に使う事が一番のエコなのですよ。


政府・与党は「100年に一度の経済危機」という呪文によって追加経済対策に56兆円もバラまくつもりになっている。
大胆な財政出動の陰には大増税が待っている。

 *NHKスペシャル「象徴天皇 素顔の記録」

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コメント

 最近の日本はマスコミ(?)がウケねらいでつくる変なチャッチフレーズにはまってしまうところがあります。100年に一度の危機なんてったって、別に道ばたに餓死者がころがっているわけでもないし、スーパーには食品が売れないと言ってあふれている。太平洋戦争中の悲劇に比べたら天国かもしれない。 今日一日をマジメに生きる事が一番でしょう、ね、おエラいさんがた。

投稿: 猫友 | 2009/04/29 12:00

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